2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

もっと広めないと洗脳教育に敗ける(悲)

毎月余り日(31日)は連載はお休みさせていただいております。 ドイツ悪玉論の神話は、この後、第二次大戦の歴史を追究し、誰が一番戦争を楽しんだか、誰が一番戦争で人殺しをしたか、誰が一番戦争を悲観し、それを最小限で食い止めようとしたか、誰が、戦争…

ドイツ悪玉論の神話080

1939年のポーランドは独逸陸軍より大きな陸軍を持ち、高度に軍國化していた。更に、上述の様に、ポーランドの新しい指導者は、独逸に対して侵略的な態度を持った軍人であった。英仏の「額面無しの小切手」保証に支援されて、ポーランドは挑発行為さえ始める…

ドイツ悪玉論の神話079

ポーランドが回廊で独逸國民を殺害 ポーランドと独逸の間、そしてポーランド人と独逸人の間の憎しみと敵意は、歴史的な根があり、それは少なくとも中世のポーランドを支配したチュートン(独逸)騎士団まで遡る。チュートン騎士団(独逸人)は、多数の独逸人…

ドイツ悪玉論の神話078

反戦運動が活発化 一方で、米國では反戦運動が強さを増していた。その運動の主な声の一つが共和党のニューヨーク選出の指導的下院議員、ハミルトン・フィッシュだった。フィッシュは一連のラジオ演説でルーズベルトの戦争への道(行進)を暴き、一方、自分は…

ドイツ悪玉論の神話077

独逸がボヘミアとモラヴィアを占領 その間、独逸がズデーテンラントを併合した後のチェコスロヴァキアの残りの部分は、前章で述べた通り、すぐに分解した。チェコスロヴァキアに残ったのは、ボヘミアとモラヴィアの部分であった。そして、1939年3月15日、チ…

ドイツ悪玉論の神話076

ハリファックス閣下が陣太鼓を鳴らす 英國の外務大臣、ハリファックス閣下は、ヒトラーと独逸に対して敵対的姿勢を維持し続け、断固独逸との間で戦争を挑発した。彼は、國内でも國外でもヒトラーの外交政策を最悪の見方で提示する噂を流布した。彼は、ヒトラ…

ドイツ悪玉論の神話075

ウィリアム・C・ブリットは、その頃、駐仏米國大使であり、同時に他の欧州諸國全体への大使でもあった。ルーズベルトと同じくブリットも「金持ちの家に育った」。彼は、フィラデルフィアの裕福な銀行家の家庭に生まれ、独逸の猶太人で米國に移民したジョナザ…

ドイツ悪玉論の神話074

ルーズベルトの敵対への貢献 ルーズベルト大統領とその取り巻きの独逸に対する姿勢は、英國の指導者の姿勢よりも、更にまだ極端だった。ルーズベルトはその政治経歴の最初から、一般的に独逸人に対する深い反感の傾向があったが恐らくそれは、第一次大戦の反…

今日の共産主義 45の目標45

✔45. コナリー留保(コナリー修正)を無効にせよ。そうして合衆国が国際裁判所の管轄権を自国の国内問題において回避できなくせよ。国家や個人を越えて国際裁判所の管轄権を認めさせよ。 コナリー留保(コナリー修正と呼ばれることもある)は合衆国の国連憲…

ドイツ悪玉論の神話073

猶太人影響下の英米の政治家 英米共に政治指導者もまた、猶太人の支配的影響の下にあった。ルーズベルトとチャーチルはどちらも自分たちの取り巻きを他の人間を排除するかのように猶太人顧問で固め、自分たちの職を維持するための支援を猶太人のお金に頼って…

今日の共産主義 45の目標44

✔44. パナマ運河を國際化せよ。 1977年9月7日、アメリカの運河地域の占領を終了する条約がジミー・カーター大統領によって署名された。自由(世界)による支配は、運河が永久に中立を守るというパナマ人の保証に左右されることになった。1999年10月31日、ア…

ドイツ悪玉論の神話072

猶太人がルーズベルトとチャーチル両人に影響力を行使 ポーランド問題がくすぶっている間、劇場や映画産業にかかわっている猶太人が國家社会主義者によって規制を受けた結果、大量に独逸を去り、ハリウッドに来て、同じ映画産業を経営していた猶太人に即座に…

今日の共産主義 45の目標43

✔43. 原住民の自治統治の用意が整う前に植民地政府を転覆せよ。 この目標は非常に多くの所謂「解放された」植民地と第三世界の国々を支配するために交渉し或いはソヴィエトのやり方を強要する中でソヴィエトによって考え出された。 USSR の崩壊の後でさえ、…

ドイツ悪玉論の神話071

独波の対話の継続 1939年1月5日、ポーランドの外務大臣、ユゼフ・ベックがベルヒテスガーデンでヒトラーと会談した。ヒトラーは、ベックに対して、独逸がポーランド回廊の返還要求をしない、と言う明白で確実な保証を繰り返し、鉄道と國道の通過を望んでいる…

今日の共産主義 45の目標42

✔42. 暴力や暴動はアメリカの伝統の合法的な一面であるという印象を創作せよ。つまり、学生や特別な利害関係の集団は、蜂起して「連合した力」を使って経済・政治・社会問題を解決する 所謂「都市革命」は多くの大学構内で1960年代の学生紛争時とその後に伝…

ドイツ悪玉論の神話070

ポーランド問題 ヴェルサイユ条約は、新しい主権國家ポーランドを創るために独逸の領土の大きな帯状の塊をその住民と共に取り上げた。これは独逸を横切ってポーランドにバルト海に至る道を与える、ポーランド回廊と呼ばれる細長い陸地を含んでいた。回廊の主…

今日の共産主義 45の目標41

✔41. 両親の悪い影響から子供を引き離して育てることの必要性を強調せよ。偏見、精神的閉鎖性、知恵遅れなどを両親の抑圧的影響に帰せよ。 子供を家庭の価値観から引き離すことは現在進行中の多くの社会科学実験の基本的な主題である。連邦政府に資金提供さ…

ドイツ悪玉論の神話069

第十八章 ポーランドとの戦争 ミュンヘン合意の結果、チェンバレン首相とヒトラー総統の間で交わされた平和協定への國際的な喜びは、長続きしなかった。独逸國外の輿論は再び沈静化し、反ヒトラー・國家社会主義者に替わり始めた。それは、絶え間ない反ヒト…

今日の共産主義 45の目標40

✔40. 制度としての家族の信用を落とせ。乱交と安易な離婚を推奨せよ。 今日の大衆文化は家族を どのような状況下でも同じ屋根の下で生活を共にする目的の為に繋がった人間、と再定義した。ナタリー・アンジェがニューヨークタイムズで簡潔に述べた様に「黒人…

ドイツ悪玉論の神話068

同じ日、3月15日、独逸の陸軍は無抵抗の中、進駐した。翌3月16日、ヒトラーはプラハに行き、フラッチャニ宮殿から正式にボヘミアとモラヴィアが独逸の保護國になったことを宣言した。ボヘミアとモラヴィアは、ライヒの保護管コンスタンティン・フォン・ノイ…

今日の共産主義 45の目標39

✔39. 精神科医の専門職を支配し、精神衛生法を共産主義の目標に反対する者の強制的な統制を得る手段とせよ。 不安定な精神状態であるという主張を根拠に極端に長い時間人々が違法に施設に収容されるような目に遭う事はアメリカではまだ起きていない。ドイツ…

ドイツ悪玉論の神話067

ウィンストン・チャーチルは、予期した通り、正反対の見方をした。彼は、英國下院で演説を行い、その中で、ミュンヘン協定を承諾することにより、英國政府は、「完全且つ紛れもない敗北を喫した」とし、そして、「第一級の災難が大英帝國とフランスに降りか…

今日の共産主義 45の目標38

✔38. ある種の逮捕権を警察から社会機関に委譲させよ。全ての素行問題を精神科医しか理解し、治療できない精神障害として扱え。 社会的機関や児童保護活動は社会に於いて価値ある役割を担っているが、彼らに警察権力を付与することは、彼らをして社会の最も…

ドイツ悪玉論の神話066

チェンバレン首相は、割って入り、平和的解決を目指す仲介を申し出た。彼は、独逸とチェコスロヴァキアの間で戦争が起こらない様にランシマン子爵を送った。ランシマンは、両國を歩み寄らせて何らかの合意を得ることが出来なかった。そこで彼は英國に帰った…

今日の共産主義 45の目標37

✔37. 大企業に侵入して支配を獲得せよ。 この目標が提起する問題は「何をする為に侵入する?」ということである。そして何をする為に支配する?かである。答えは権力を統合するため、である。 過去50年以上の間に経済的手腕は共産主義よりももっと強力な支配…

ドイツ悪玉論の神話065

繁栄していた独逸人の農場 ズデーテンの独逸人は、オーストリアから分離したいとは更々思っていなかったし、この新しく造られた國に帰属したいとも決して思っていなかった。彼らが実質的に外國で少数民族として抑圧されるに従い、今や彼らが最も恐れていたこ…

今日の共産主義 45の目標36

✔36. より多くの労働組合に潜入して支配を獲得せよ。 マルクス主義者の「労働者団結せよ」と言う考え方は合衆国では徐々に好まれなくなった。殆どの就労權を認める州では労働組合の支配が崩壊しており、今日労働組合が力を持っている州より繁栄している。[1]…

ドイツ悪玉論の神話064

第十七章 独逸のズデーテンラント併合 チェコスロヴァキアは、第一次大戦に続く平和条約で造られたものだ。當時、既に消滅していたオーストリア=ハンガリー帝國の残存地域をまとめた新しい國家である。この新國家の人口は、745万人のチェコ人、230万人のスロ…

今日の共産主義 45の目標35

✔35. FBI の信用を落とし最後には取り壊せ。 FBI(連邦捜査局) は、その長期の局長、J・エドガー・フーバー共々への数十年に亙る破壊工作と攻撃に耐えて生き残った。局は、自身を政治問題化し、或いは無能化しようとする激しい運動にもめげずアメリカの司法…

ドイツ悪玉論の神話063

3月18日までに當局は、ウィーンの猶太人共同体やシオニスト組織を閉鎖し、ダッハウに移動させた。独墺統合の後の数週間で猶太人は劇場、公民館、図書館、大学等の仕事から解雇された。オーストリアの國中で猶太人は逮捕され、投獄された。 猶太人はウィーン…