もっと広めないと洗脳教育に敗ける(悲)

毎月余り日(31日)は連載はお休みさせていただいております。

ドイツ悪玉論の神話は、この後、第二次大戦の歴史を追究し、誰が一番戦争を楽しんだか、誰が一番戦争で人殺しをしたか、誰が一番戦争を悲観し、それを最小限で食い止めようとしたか、誰が、戦争を回避することを躊躇い、或いは、寧ろ積極的にけしかけ、積極的に参戦しようとし、積極的に嘘の宣伝工作をしたか、を明らかにします。

答は、残念乍ら、第一次大戦のときとほぼ同じ勢力ですよね。

この勢力は表だっては非常に立派な「進歩的」「知的」「自由主義的」「開明的」「啓蒙的」或いは、呆れたことに「利他的」すら演出するのですが、そもそもの考え方に裏表があり、自己正当化の天才であり、神を騙って悪を為す勢力です。

今もそう言う勢力が残念乍ら、マスコミや教育機関を牛耳っていて、眞實は巧妙に隠され続けています。

日本は戦前の教育はこのような立派な事は全く掲げませんでした。日本では社会的な動きの推進や所謂進歩的な謳い文句は戦前は教育の淵源にありませんでした。ただ只管、自己修練を説き、より忠に孝に祖先伝来の伝統を守り、日本文化を守り、その中で近代の物質的豊かさを享受し、我々の文化をより深くより良い物にする努力をしてきました。教育は、聞くほどに立派な謳い文句を掲げ、立派な自己正当化だけを考え、その裏で恐ろしいことを考えることを教える場であってはなりません。或いは、そのような類の人間の言うことが眞實と工作宣伝する場であってはなりません。

そして歴史は

「the truth, the whole truth and nothing but the truth」

「眞實を 何も隠さぬ眞實を そして眞實のみを」根拠に組み立てなければなりません。況や歴史教育をや。

この、「何も隠さぬ眞實」と言うのが、訳者によっては「ありのままの眞實」なのですが、敢えて、「何も隠さぬ」と言うところが一番大切なのではないでしょうか?

・一応眞實は話すけれども、自分に都合の悪い部分は省く。

・一応98%まで眞實を話すけれども、2%の嘘(或いは自分の意見)を含める。

そう言う歴史学者が海外には大勢います。

ジェイソン・モーガンさんが、日本人の歴史に対する取り組みを絶賛してくださっていますが、それは、少なくとも日本では学者の名誉にかけて真実を追究してそれを根拠に歴史を考察する、と言う最も大切な原理が活用されている為らしいです。

これは我々日本人にとっては、少し明るい話であり、記紀をただの捏造話として全く取り上げない今の日本のリベラルな歴史学者に対する最大の皮肉のように感じます。

また明日から連載します。恐らく、あと二十数話かと思いますが、頑張って続けますので、義憤を感じた皆さん、改めて正史の嘘に気付き、広めなければならないという使命を感じた皆さん、是非大いにこのブログを広めてくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。そして眞實が広まりますよう、八百萬の神々にお祈り申し上げる次第です。