2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)7(完)

ユダヤの東洋政策 ユダヤの東洋政策は1871年に墺地利(オーストリア)で開催された全世界ユダヤ人会議で決定された。即ちロシアにより、シベリアと東部アジアに進出させて、その富源と市場とを占有すると共に、支那人をユダヤ金権の下に握る為に、フリー・メイ…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)6

ユダヤ人の活動計画 ユダヤ人の結社はユダヤ全体の利益を計る為に共通の目論見を持っているのだろうか。ユダヤ人の計画を明確に知ることは極めて難しい。しかし、実際の彼等の活動を観察したり、また我々が入手可能なユダヤ人側の文献を研究する事によって、…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)5

各種破壊工作 ユダヤ人の世界征服はその金権の優越性を基本条件にするものだから、それを有効にする為には金力以上の制裁力を根絶する必要があり、その為には思想の力を利用することが必要で、その為に彼等は社会主義、無政府主義、及び共産主義を縦横無尽に…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)4

米大統領の背後の力 驚くべきは今日の米国はルーズヴェルト就任以来世論の形成に対してユダヤ勢力が加わったことだ。即ち各省と各官職には、至る所ユダヤ人によって強力に代表されている多くの情報部及び宣伝部があり、とりわけ、また大部分ユダヤ人から成っ…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)3

ユダヤ人の手法 ユダヤ人は、その得意の両建主義の使い分けによってどんな風なやり方をするかというと、これにも一定の癖がある。彼らは、倒そうとする、破ろうとする、弱めようとする国々に対しては、その国々の事情に応じて、その国々の内部に分裂を導き、…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)2

ユダヤ問題とは何ぞや ユダヤ問題とは何ぞや。即ちユダヤ民族の行動の根拠を為す思想は、他民族国家を解体させてユダヤ民族の支配下に隷属させようとするものであって、その思想と工作が他民族国家の生存と全く相反する立場に立つ神国かつ複雑な問題なのだ。…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)1

―敵国政府の背後を暴露す― 元の資料https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1437763 国際政経学会調査部・編 日本文化協会 昭和18年 はしがき 国際秘密力とは、ユダヤの勢力を言う。 現に世界はユダヤの力によって多分に動かされているのだが、大衆はこの力を…

「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(1943年版)0

本日より緊急公開! 「国際秘密力とフリーメイソンリー」解説(昭和18年) [某猫さん現代語訳・一部注釈付] 戦争中に出版された本です。 日本人の中でも終戦前にこれだけ理解している人々が居られた この方々の活動をもう一度、蘇らせて、日本の國體の存続…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)17(完)

第四節 一般産業統制組織 自由主義による無政府的経済原則を打破し、国民の全経済力の計画的な総括を為すことを目的とするナチスの全産業に対する統制組織は如何に構成されたか。 抑々ナチス制覇前のドイツには全経済事項の諮問機関として臨時経済審議会(Vo…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)16

第九章 統制経済の機構 第一節 はしがき ナチスの経済政策は上述の確証に於て明らかにせる如く、資本主義制度の基礎の上に、しかもその自然の運動法則を制限統制することにある。しかも斯かる経済の自然的運行を人為的に統制制限することの可能性に関しては…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)15

第五節 公債政策 ドイツに於ける中央及地方債の1933年3月末の現在額については第一節第三項に於て明らかにした次第であるが、これ等の公債に対する政策は然らば如何になされたか。 抑々ナチスの公債政策は第二節のナチス財税制論中に於て述べている通り利子…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)14

第三節 ナチスの政府編成の予算内容 財政政策はドイツにとって宿命的問題だとシュンペーターが云ったことは、国民革命と称して登場して来たナチス政府にとっても妥当し、彼等の革命なるものも何ら事態の変化を示すものではなかった。 1933年~1934年度の最初…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)13

第八章 財政政策 第一節 世界恐慌とドイツの財政 第一項 応急的諸対策 世界恐慌のドイツ経済に対する影響はひいて、その財政上にも極めて重大なる危機をもたらした。蓋し税収入の激減にも拘らず、失業の増加に伴う社会政策費関係の増加はドイツの財政を極め…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)12

第四節 アンチインフレーション政策 ナチスのデフレーション政策は対外的には全部的なモラトリアムを実施して、金本位制度を維持したにも拘らず種々の破綻を現わさざるを得なかった。これを対外的に見ても各種の閉鎖マルクによる事実上の金本位制の打破が行…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)11

第七章 ナチスの金融政策 第一節 戦後に於ける金融政策の帰趨 大戦後ドイツを襲った未曽有のインフレーションも、幾多の過程を経て発布された1924年8月30日の新貨幣法及新銀行法に依り一先ず平静に帰するに至った。この改革により、一般商取引も価値安定せる…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)10

第三節 輸出促進政策 1931年9月の英本国金本位停止を始めとして、1933年3月の米國本停止に迄発展した世界経済恐慌に基づく国際通貨制度の混乱並びにこれと相前後して成長した経済的国家主義の現象と共に、ドイツの輸出貿易は絶大な打撃をこうむった。この事…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)09

第六章 外国貿易政策 第一節 貿易政策とアウタルキー ドイツの再農業化政策は外国貿易との関係より見れば次のことを主張するものである。即ち工業用の農業原料品の自給並びに国内市場を国外市場より重視すべき事、更に対外支払い勘定がもたらす資本的隷属は…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)08

第五章 企業政策 第一節 カルテル政策 農業に対するナチス政府の保護的統制の周到なる施設については大体前述の如くである。ナチスの農業偏重の傾向については勿論ドイツ資本主義経済の言段階的諸情勢柄の要求ではあるが、尚見逃し得ざるはナチスの政治的地…