2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

筈見一郎著 「猶太禍の世界」03

第二章 猶太の歴史 基督教の源流と創世記の伝説 世界の三大宗教である仏教、基督教、回教が、孰(いず)れも亜細亜にその源流を発しているのは一奇と言わねばならない。 今、本書には直接関係がないので、仏教や回教のことは措(お)いて問わないものとして…

筈見一郎著 「猶太禍の世界」02

階級には健全な区別を設けよ(猶太式ブルジョワは無用の長物) 「ブルジョアジーの演ずる役目はもうお終いになったよ。永久におさらばだ。蛙の表皮を剥いた骸(むくろ)に電流を通じて、それが暫くの間死んだ筋肉をいくら動かしたからとて、そんなものにだま…

筈見一郎著 「猶太禍の世界」01

第一章 序曲篇 世界文明の癌 ヒットラーと彼の忌憚なき猶太観 一体、刻下世界の痛切に悩む猶太禍は、それ自身数世紀以来重りに重って来た癌とも称すべきもので、既に化石して動きの取れない旧態制世界から、より以上健全で溌剌新鮮な世界文明を齎すためには…

筈見一郎著 「猶太禍の世界」00

はしがき 「世界の公敵猶太を敗れ」 「葬れ国際秘密力を」 「世界を猶太禍から解放せよ」 こうしたスローガンが、今や、極東は日本のあらゆる人々の耳朶*(じだ)を痛烈に打たねばならぬ時代が正に到来したようである。時局はこの間にも驚くべき急テンポを以…