ナチスの経済政策(1935年当時の調査)03

第二章 ナチスの経済概念 ドイツの経済政策を云々する為には、これが遂行者たるナチスの経済観念を一応知ることを便宜とする。ナチスの経済観念は、その本質に於いてよし誤って居るにしても、ともかく従来我々が学んだ経済観念に対して一応の批判を与えて居…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)02

第二節 世界恐慌とドイツの政治機構 前述の如き経済機構の変質に伴い、その延長であり、集中的表現たる、ドイツの政治機構は如何なる変化を発見したか。恐慌後におけるドイツ正常を詳細に理解するには一応遡ってワイマール憲法創設当時のドイツを省みるの必…

ナチスの経済政策(1935年当時の調査)01

経済資料通巻第195 ナチスの経済政策 東亞経済調査局編 1935年 凡例 一、本書はナチス政府成立後のドイツ経済政策の重要事項を、同政府発布の法令に基づいて記述したものであり、その期間は主として1933年1月より1934年12月に亙る事項に属する 一、本書は全…

“国家社会主義” ドイツの実相

既にお気づきの読者も多いと思いますが、私はある主張をするために、或る本の一部を抜き書きして自分の主張を正当化することの危険をよく知って居り、そのため、長編の本でも私が言いたいことを言っている部分、そうでない部分も含めてすべてを公開しようと…

フリーメーソンと世界革命17(現代文)(完)

28.フリーメーソン、シオン主義(シオニズム) 共産主義、スパルタクス主義、「ボリシェヴィズム」 仏・伊・英・セルビア諸国のフリーメーソンが、世界大戦を扇動したことは、今日ではドイツのフリーメーソンも認めているが、ユダヤ人より成るフリーメーソン…

フリーメーソンと世界革命17(原文)(完)

28.フリーメーソン、シオン主義(シオニズム) 共産主義、スパルタクス主義、「ボリシェヴィズム」 佛・伊・英・セルビア諸國のフリーメーソンが、世界大戦を煽動したことは、今日では獨逸のフリーメーソンも之を認めて居るが、猶太人より成るフリーメーソン…

フリーメーソンと世界革命16(現代文)

26.フリーメーソンと戦時集会 次に述べたいことは、世界大戦中にフリーメーソンが行った集会の中から二~三のものを挙げて彼等の目的を明らかにし、更に世界のフリーメーソンが、常に早期の講和に反対して来たことを明らかにするため、二~三の例証を記述す…

フリーメーソンと世界革命16(原文)

26.フリーメーソンと戦時集會 次に述べんとする所は、世界大戦中フリーメーソンの行つた集會の中の二三のものを擧げて彼等の目的とする所を明かにし、且つ世界のフリーメーソンが、常に早期の講和に反對し來つた事を明かにする爲め、二三の例證を記述するこ…

フリーメーソンと世界革命15(現代文)

25.フリーメーソン及び世界戦爭 読者はここまで述べてきたことより、フリーメーソンは世界共和国の建設を目的とし、これを達成する手段として、いたる所で革命を画策している事が疑いないことと知ったであろう。そうであれば今回の大々的革命、つまり世界大…

フリーメーソンと世界革命15(原文)

25.フリーメーソン及び世界戦爭 読者は既述せる所に依りて、フリーメーソンは、世界共和國の建設を目的とし、之を達する手段として、到る所に革命を畫策せることの疑ひなきことを知られたであらう。然らば今次の大々的革命、即ち世界戦に就ても、フリーメー…

フリーメーソンと世界革命14(現代文)

第四部 24.世界革命に依るフリーメーソン共和国の建設 世界各国におけるフリーメーソンの革命的事業を通して観ると、その精神は常に同一である。即ち其の究極の目的は、共和国の建設にあるのである。 その一例を挙げれば、ベルギーのフリーメーソンの集会に…

フリーメーソンと世界革命14(原文)

第四部 24.世界革命によるフリーメーソン共和國の建設 世界各國に於けるフリーメーソンの革命的事業を通覧するに、其精神は常に同一である。即ち其終極の目的は、共和國の建設にあるのである。 其一例を擧ぐれば、白耳義のフリーメーソンの集會に「白耳義共…

フリーメーソンと世界革命13(現代文)

22.北欧諸国に於けるフリーメーソン スウェーデンの歴史にも、フリーメーソンの殺人事件がある。いまその記憶を呼び起こすのは、フリーメーソンは自分たちの目的達成の爲なら、状況に依っては犯罪的手段をも敢て辞さないと言うことを明らかにしたいからであ…

フリーメーソンと世界革命13(原文)

22.北欧諸國に於けるフリーメーソン 瑞典の歴史にも、フリーメーソンの殺人事件がある。今其の記憶を喚起しやうとするのは、以てフリーメーソンは其の目的達成の爲め、状況に依つては犯罪的手段をも敢て辞せないと云ふことを明らかにせんが爲めである。 佛蘭…

フリーメーソンと世界革命12(現代文)

20.ロシアに於ける革命的フリーメーソン ピョートル大帝が、フリーメーソンに属して居たと主張するものがあるが、この事については証拠はなく、又諸種の理由により、どうも事実とは思われない。尤も彼の治世の末期(大帝は1725年死す)には、既にロシア及び…

フリーメーソンと世界革命12(原文)

20.ロシアに於ける革命的フリーメーソン ピョートル大帝が、フリーメーソンに属して居たと主張する者があるが、此事に就ては證據はなく、又諸種の理由により、どうも事實とは思はれない。尤も彼の治世の終期(大帝は1725年死す)には、既に露國及び波蘭に、…

フリーメーソンと世界革命11(現代文)

15.オーストリアに於ける革命的フリーメーソン オーストリアに於けるフリーメーソンは、1726年6月24日ヨハン・シュポルク伯[1]が、プラハ組合を設立したのが始まりである。当初多数のボヘミア貴族が会員となった。シュポルク伯に継いで大棟梁となったダヴィ…

フリーメーソンと世界革命11(原文)

15.墺太利に於ける革命的フリーメーソン 墺國に於けるフリーメーソンは、1726年6月24日ヨハン・シュポルク伯[1]が、プラハ組合を設立したるを以て嚆矢(こうし:物事の始め)とする。當初多數のボヘミア貴族が會員となつた。シュポルク伯に継いで大棟梁とな…

フリーメーソンと世界革命10(現代文)

11.イタリアに於ける革命的フリーメーソン 1805年イタリアのジェノヴァに生まれたマッツィーニは、1821年以後、欧州各国で行われた革命の代表者と称することの出来る人物である。若い時から革命思想を持って政治的活動を行い1831年には青年イタリア(Giovine…

フリーメーソンと世界革命10(原文)

11.伊太利に於ける革命的フリーメーソン 1805年伊太利ジェノヴァに生まれたるマッツィーニは、1821年以後、歐洲各國に行はれたる革命の代表者と稱することの出來る人物である。若い時から革命思想を持して政治的活動をなし1831年には青年伊太利(Giovine Ita…

フリーメーソンと世界革命09(現代文)

第三部 10.革命的フリーメーソン (特に米国およびフランスに於ける) スコットランド教義の第三十階級(騎士カドッシ階級)は、全組織中の最重要な階級であるが、この階級付与式の際、当該人は法王冠および王冠に剣を以て刺突を加える儀式がある。これは法…

フリーメーソンと世界革命09(原文)

第三部 10.革命的フリーメーソン (特に米國及佛國に於ける) 蘇格蘭教義の第三十階級(騎士カドッシ階級)は、全組織中の最重要な階級であるが、此階級附與式の際、當該人は法王冠及王冠に剣を以て刺突を加へる儀式がある。之は法王及王の専制政治の無辜の…

フリーメーソンと世界革命08(現代文)

9.フリーメーソンの事業(慈善か政治か) フリーメーソンには、二つの傾向がある。その一はその任務を会員の修養向上に限り、その二は人道のために政治に携わる必要があるとするものである。ドイツ[1]のフリーメーソンは、一般にその一の傾向を有し、各種の…

フリーメーソンと世界革命08(原文)

9.フリーメーソンの事業(慈善か政治か) フリーメーソンには、二個の傾向がある。其一つは其任務を會員の修養向上に限り、其二は人道の爲め政治に携はる必要があるとするものである。獨逸[1]のフリーメーソンは、一般に其一の傾向を有し、各種の社會的施設…

フリーメーソンと世界革命07(現代文)

7.フリーメーソンとユダヤ主義 フリーメーソンの事に精通している人は、それについて簡潔に次の様に述べている。『その起源は英国にあり、その上級階級はフランスで創設され、その精神的養成はドイツで行われたが、その形式は大部分その起源をユダヤ教に発し…

フリーメーソンと世界革命07(原文)

7.フリーメーソンと猶太主義 フリーメーソンの事に精通して居る人は、夫れに就て簡潔に次の様に述べて居る。『其の起源は英國に在り、其の上級階級は佛國に於て創設せられ、其精神的養成は獨逸に於て行はれたが其形式は大部分其の濫觴を猶太主義に發して居る…

フリーメーソンと世界革命06(現代文)

第二部 6.フリーメーソンとキリスト教主義 昔の職工組合(フリーメーソンの前身)の規定によると、結社員の第一の義務は『神及び神聖なる教会堂に対し忠実なるべき事、及びすべての迷信異端を受け容れないこと』である。然るに説教者アンダーソンの憲法書に…

フリーメーソンと世界革命06(原文)

第二部 6.フリーメーソンと基督教主義 昔の職工組合(フリーメーソンの前身)の規定に依ると、結社員の第一の義務は『神及神聖なる教會堂に對し忠實なるべき事、及凡ての迷信異端を容れざる事』である。然るに説教者アンダーソンの憲法書によると、結社員の…

フリーメーソンと世界革命05(現代文)

5.フリーメーソンの服装、徽章、認識号及び援助記号 フリーメーソン結社員は、社内で仕事をする時は、通常の服の上に胸掛けを着る。これを普通単にフリーメーソンの服装と言っている。この胸掛けは、既に1723年に作られたもので、石工時代に起因している。従…

フリーメーソンと世界革命05(原文)

5.フリーメーソンの服装、徽章、認識號及び援助記號 フリーメーソン結社員は、社内で仕事をする時は、通常の服の上に胸掛を着る。これを普通單にフリーメーソンの服装と云つてゐる。此胸掛は、既に1723年に造られたもので、石工時代に起因してゐる。従つて此…