ディープステートについての考察02

覃府の発覚-その存在の確証

我々無辜の善人は、その意図に於いて裏表なく、偽るところを知らないので俄かには信じがたいのですが、世の中には秘密結社なるものが存在し、その目的・教義・秘儀などは完全に闇に包まれており、知る術もありません。そして、殆どの善良な人々はその存在をほぼ考える事なく、従ってその存在を意識することもありません。

或いは、我々が日頃慣れ親しんでいる宗教組織や慈善団体、非営利団体なども、極端な話、実際にどの様な隠れた目的があるのか、実は外部の人間には知らされないし、また知り様がないのも事実です。

更に極端な考え方をしますと、我々が「言論の自由」などという一見自由を享受しているように見えるこの社会も、実際にその言論界に入って見ると、SNSですら、やれ、國家社会主義を礼賛するな、差別発言をするな、ある種の言語を使うな、と言われて、その「秘儀」に於いて何ら言論の自由などないことを思い知らされたりします。

そう言う世の中の実態を知るにつけて、私などは覃府の存在を直観で見抜くのですが、妄想ではなく、現実に18世紀にイルミナティと言う秘密結社の存在が発覚した歴史的事実があることをつい最近まで知りませんでした。この「ディープステートの歴史」にはそれに関する生々しい記述があります。以下引用をお読みください。

 

<引用始まり>

(「第3章 ディープステートイルミナティ」より)

アダム・ヴァイスハウプトの新世界秩序の姿は全くの偶然或いは、神の手に因ってのみ発見されたのであった。話が進むにつれ、バイエルン選帝侯(本質的に一種の王様)は、イルミナティの会の活動がメーソンの神殿の中で行なわれていることに注目し始め、(秘密結社が他の秘密結社の内部に植え付けられて形成される形でメーソンも浸透された)バイエルン中のメーソンの神殿を襲撃した。バイエルン選帝侯は、間もなくあらゆる種類の秘密結社を禁止する法律を制定した。フリーメーソンの集会でさえ、その時までに主にイルミナティに侵されていたのでこの新しい法律の例外ではなく、イルミナティの悪を文化から放逐する意図で、その儀式を執り行っている者は誰でも逮捕した。この襲撃が遂行されている中、1785年7月10日、ヴァイスハウプトの個人的な友人がその秘密結社の危機に気付いて逃れようとし、イルミナティの世界征服の真の謀と課題が含まれる秘密書類を持って馬に乗って逃げ去った。

彼が馬を駆けていると夜になり嵐が来て、実際、奇妙な偶然としか思えないことに彼はフランスへの逃避行の途中、雷に打たれて死んだのである。彼の焦げた體には秘密結社イルミナティの教義が破損せずにそのまま共にあった。バイエルンの当局は彼が死んだのを見つけ、そのブーツに隠されていた秘密書類を全て押収した。ヴァイスハウプトの手書きになる内部侵略(ディープステートマニフェスト)の悪魔のような企みを通じて世界中の政府を転覆する計画、ディープステート指針(政策)が明るみに出た。ヴァイスハウプトは即時バイエルン大学を追放され、永久に彼の國から消え去った。ヴァイスハウプトは地下に潜る前にバイエルン当局に、10倍強力になって戻って来る事を誓った。

 ヴァイスハウプトの一言は敗北したことへの否定の偉そうな見せかけのようにも思われるが、彼は実際、この声明を出していた。ロスチャイルドの世界中の事業(総額は欧州における全てのおカネの完全な支配になる)を通じた全面的な財政支援による彼のフランス革命煽動は既にその途上にあった。

比較的短い期間に(1771年~1785年)イルミナティの結社とそのディープステート計画である世界中の政府転覆計画は、瞬く間に欧州中に拡がった。計画は殆ど世界に明かされていたにも拘らず、彼は何とか新しい平和的な目的を一組宣言し、世界をまたぞろ騙しおおせたのであった。アダム(ヴァイスハウプト)は、心にもない、イエズス会の僧侶に戻り、永久にイルミナティの活動を諦めたように見せかけた。この世界への宣言を以てそして、完全に地下に潜ることで彼は神を畏れる人道主義的純粋な者と言う社会的信用を回復したのであった。

雷に打たれて死んだ使者は実際には二つの使命を持っていた。ヴァイスハウプトに近い取巻きはバイエルンから逃げるところであったけれども、その密使[1]もまたフランスに向かう途中であった。如何にして「國民國家」を転覆するかの詳しい指示を持って。その伝言は、マクシミリアン・ロベスピエールに宛てて出すつもりのものであった。ロベスピエールは貧乏人の味方、18世紀フランスの食糧と収入の不平等を解決、それに死刑反対を自身で唱えていたが、その意図は全く反対であり、これら全ての博愛主義を見せかけながら政治権力を手に入れ、その後「フランス革命」を起こす煽動をすることであった。

 

[1] 原文はcurrier(革職人) courier(密使)の間違いと思われる

<引用終わり>

 

この事件が無ければ「イルミナティ」なる秘密結社の存在やその目的は明かされることが無かったのかも知れません。逆に言うと、同様の反社会的秘密結社が他にも存在する可能性がかなり高い、とも言えます。考えてもみてください。この社会に善人を装いながら、その社会への忠誠を誓わず、寧ろその社会の破壊工作を着々と進めている団体があるのです。そのような気味の悪い社会が健全に機能するはずがありません。心底、背筋に冷たいものが走る気分です。

そして、一向に全貌は掴めないながら、現在の覃府の中心を構成している中に、このイルミナティシオニスト、それに國際金融閥が少なくとも含まれていると思われます。(そのいくつにも重なって属する団体・個人が居ることも指摘しておきます)

 

更によく考えると、宗教改革の頃からの欧州の社会の変化は常に何らかの秘密組織が裏で関与して推し進められてきたことが何となく透けて見えます。我々が正史で習った欧州の歴史は:

1. ローマ教皇が、そして国王達がその権威で強権支配した不潔な中世の暗黒時代

2. 十字軍によるイスラムとの闘いの時代、次いで蒙古の脅威の時代

3. 活版印刷の発明により、聖書が一般化し、それが元で?宗教改革が起こった時代

4. イスラム圏との貿易で栄えたヴェネチアなどでイスラム文物として古代ギリシャの文献が手に入ったことで?ルネッサンスの動きが起こった時代

5. イスラム圏から伝来した羅針盤を改良しイスラム圏を回避して貿易をおこなう為に外洋航海に出た大航海時代(概ね16世紀)

6. 大航海時代の海外掠奪を更に巧みに重商主義化した時代(東インド会社

7. 産業革命と相俟って新たな富と新たな植民地支配が確立した時代

8. 商業活動で勃興した新興有産階級による市民革命の時代

ざっくりとこう言う展開だと習うのですが、ここには多くの非常に重要な事実の隠蔽若しくは無視、或いは後の時代の辻褄合わせがあり、とても眞實の歴史ではありません。

ここではこれらについてこれ以上詳しくは触れませんが、一つだけ、覃府が関与したことが間違いないのが宗教改革です。聖書が普及して多くの人が読める様になり、それが原因で宗教改革が起こった、と言うのはどう見ても無理があるような気がします。何故なら、一般化したと言っても当時の文盲率は恐らく欧州では八割にも上り、聖書が実際に読めた人間は二割に満たないエリートであったことでしょうし、更にルター自身、聖アウグスチノ修道会の聖職者であった訳で、聖書の普及による新たな解釈ではあり得ません。寧ろ、聖職者の反乱が起こったわけで、その後ろにはユダヤのカネとイルミナティのような反キリスト教団体、そして王族の支援があったはずなのです。だから聖書の普及により宗教改革のうごきが起きたというのはどう考えても後の時代の辻褄合わせで、眞實は別のところにありそうです。

 

閑話休題バイエルンを追われたヴァイスハウプトは、何故か極刑にされることもなく、イエズス会の聖職者として天寿を全うしています。これもまた、不思議な事ですね。普通、公国と雖も、国家に叛逆した人間は極刑に処せられるのが当然に思われます。それが国外追放処分だけで終わったのには覃府の支援があったから、と見るのは穿ちすぎでしょうか?

 

イルミナティの掟

 上記引用より、イルミナティフリーメーソンの上部団体のような形で成立したと思われますが、読者の皆さんもご存知のようにフリーメーソンは、見かけ上は自由・博愛主義者で、その募集要項にも「啓発(啓蒙)による人格の完成が人間を自由・平等にする」程度のものであったようです。

そのような理想を掲げて置いて入会させ、入会してから本当の恐ろしい目的を明かされるのです。しかし、入会儀式(イニシエーション)を終えていますので、「やっぱり辞めた」と言う訳には行きません。恐らく死を以てしか逃れられない掟なのです。(フリーメーソンでも奥儀は階級がある程度以上昇進した人間にしか教えられない、と言うのを聞いたことがあります)

ここで著者は、アメリカ建国の父の一人、ジェファーソンの手紙を引用しながら説明しています。以下、引用します。

 

<引用始まり>

(「第3章 ディープステートイルミナティ」より)

3.1古い秩序

イルミナティの公式の創立に撰ばれた日付、五月一日は偶然ではない。既に暗示したように五月一日は古代信仰の夏至の最初の日であり、それは何千年もさかのぼる伝統で、古代ギリシャやローマ帝國でも祝われたものである。五月一日はまた、「魔女の日」でもあり、それも今日でもまだ欧州中で、また合衆国ではオカルト主義者と高階級のイルミナティ構成員に個人的に祝われている。更に重要な事は、それが7月4日の丁度66日前の日であることだ。

イルミナティ」の言葉の起源はグノーシス二元論の光と闇の間から来ている。それはまた、我々の独立記念日が関係している様に、古代信仰の夏至(7月4日の66日前)とキリスト教夏至、6月21日(7月4日の13日前)の間の象徴主義をも説明する。

この秘密結社に新しい構成員を迎え入れるために、彼らにははっきりと定まった、より良い、より國際的な世界を追求する、善、人類愛、無害で有益でさえあると思われる目的を持つことは信じられないくらい重要であった:

「人間と社交的な像を刺激する事。悪徳により脅かされ抑圧されるところで美徳を支持する事。人々に価値のある進歩を促進し、教育を奪われたものの利益を涵養する事。」

―アダム・ヴァイスハウプト

 

トーマス・ジェファーソンは、イルミナティの創設者アダム・ヴァイスハウプトの事を「無害な博愛主義者」と呼んだ。アダム・ヴァイスハウプトの売り口上は、イルミナティは単に「無害の秘密結社」と言うインチキな主張をしたときにトーマス・ジェファーソンその人に買われたのであった。この理由については定かではないが、低い階級のイルミニスト(イルミナティ構成員)として、多くの低い階級の構成員が騙されたように、ジェファーソンは故意に騙されたのではないか、と言う可能性が非常に高い。そしてディープステートイルミナティ構成員の真の意図、動機、目的の完全な理解を与えられなかったのではないか。ジェファーソンはヴァイスハウプトに関して次のように述べている:

「ヴァイスハウプトはこの人格の完成を振興することがイエス・キリストの目的であったと信じている。彼の意図は単に自然宗教復権し、そして彼の道徳性の光を拡散することにより、我々に自らを統治することを教えることであった。彼の教えは神の愛と隣人の愛である。そしてその行ないの潔白を教える事により、彼は人類をその自由と平等の自然な状態に置く事を望んだ。彼は、我らが最高の師、ナザレのイエスよりも確かな自由の基礎を築いた者は誰も居ない、と言う。フリーメーソンが元々眞實の原則とキリスト教の目的と、それに大方損なわれたものの未だ伝統により残る部分を持っていたと信じている。彼がこの人間の天性の進歩を果たす為に提案した方法は「人類を啓蒙し、道徳を正して慈善を以って鼓舞する事。我々の成功を確実にし、暴力的動乱を慎むべきである、と言っている。既に予見した事、後世の幸せと、それを非の打ちどころのない手段で用意した事で我々の至福には充分である。我々の良心の平安は破壊や国家・王位の転覆を目的にした非難によって乱されない。ヴァイスハウプトは専制君主と僧侶の暴政の下で生きたので彼は情報や純粋な道徳の原理を広める中でも警告が必要だと知っていた。そこで彼は、この目的を採用し、彼らの組織の目的を科学と美徳の拡散とするようにフリーメーソンを導くことを提案したのである。彼は新しい会員を圧政の衝撃的なことへの怖れの強さの段階に応じて、彼の本体に加入する提案をした。これは、彼の見解に謎の雰囲気をもたらし、彼の追放の根拠となり、メーソン結社の崩壊であり、本当は情報・理性・自然道徳の人類への広がりが騙しを危険に晒すのではないかと懸念するロビンソン[1]、バリュエル[2]、モース[3]の彼に対する大嘘の見せかけであった。この話題は私には新しいものだが、貴方にとっても同様にそうであると思うと、私がその分析を形作ったのを分かることに同じ満足をされるのではないかと想像した。そしてヴァイスハウプトがもしここに書いたなら、人類を賢く美徳にするための我々の試みに秘密など必要はなく、その目的の為に彼が何か極秘の仕組みを考えるはずはなかったと貴方は私と同じように考えると信じている。ゴドウィン[4]もドイツで書いたのなら、多分、秘密と神秘主義は賢明だと思ったことだろうから。私は、最近のフランスの革命については何も言わない。しかしそれは痛切に興味深い事ですが。それが起こった状況と目指すところが更に解れば、その主な機関であるボナパルト[5]について、現在よりは光が当たるやもしれない。私は大いに自尊心を持っている。

親愛なる貴兄へ 愛情深い友人」

トーマス・ジェファーソンよりジェームス・マジソンへ 1800年1月31日

記載されている目的は、新人募集の入会儀式のときの実際の次に記述されている目的とはかけ離れて違っていた。しかしそれはあらゆるイルミナティの儀式が完了するまでは明かされない。

イルミナティの誓い[6]」:(会員を「我等」、会員以外を「余人」で表現している。)

それは余りにも大きく余りにも広大な幻想となり、余人の知覚から逃避する。それを見るものは、狂人と思われるのである。我等は我等の間の繋がりを余人から隠すため、別々の戦線を造らむ。我等は幻想を生かし続けるために繋がりなきが如くに振舞わむ。我等が目標は、我等自身に疑念をもたらさぬよう、一度に一滴ずつ達成されよう。これはまた余人に起きる変化を見ることをも妨げるであろう。

我等は絶対的なるものの秘密を知る故、常に余人の相対的な経験の分野の上に立つであろう。我等は常に共に働き、血と秘密により結ばれ続けるであろう。口外するものには死が来たるであろう。

「我等はその逆(延命、心を強めること)をしているように見せかけながら、余人の命を短く、心を弱く抑えるであろう。」我等は、余人にその起きつつあることを悟られぬよう科学の知識と技術の巧妙なるやり方を用うるだろう。我等は食糧と水、それに空気に軟金属、老化促進剤、鎮静剤を用いるであろう。余人は、至る所で毒に包(くる)まれるであろう。

軟金属は余人をして耄碌を起こすであろう。我等は我等の多くの戦線からその治療を見出す約束をするが、反ってもっと毒を盛るであろう。毒は余人の皮膚と口より吸収される。毒は余人の心と生殖機能を破壊するであろう。これら全てより余人の子供は死産となり、我等はこの情報を隠匿するであろう。

毒は余人の周りのあらゆるもの、余人が飲むもの、食べるもの、呼吸するもの、着るもの全てに隠されるであろう。余人は遠方を見ることが出来るので我等は毒の投与に巧妙であらねばならない。我等は楽しい印象と楽音を以って毒が良い物であると余人に教えるであろう。余人が尊敬するものは助けるであろう。我等は毒を推し進めるために余人を集めるであろう。余人は我等の製品が膜状に使われているのを理解しそしてそれに慣れて行き決してその真の効果を知らないであろう。余人に子供が生まれるときは、我等はその赤子の血に毒を注入し、余人にはそれが助ける為だと説得するだろう。我等は早くから始めるであろう、未だ余人の心が若い時、我等は子供が好きでたまらないもの、甘いものを以って余人の子供を標的にするであろう。彼らの歯が虫歯になれば我等は子供の心を殺し、将来を奪う金属でそれを詰めるであろう。彼らの学ぶ能力がその影響を受ければ我等は更に病気になり、他の病気を誘発する薬を創り、更にその為の薬も創るであろう。我等は余人を我等の力の前に従順でひ弱にするだろう。余人は憂鬱に、緩やかに、肥満に成長し、我等に助けを求めに来れば、我等は余人に更なる毒を与えるであろう。我等は余人が内なる自己と繋がることが無い様に、余人の注意をカネと物質に向けるであろう。我等は余人が決してその一体性を持たぬように余人を淫乱、外面的悦楽とゲームで注意散漫にするであろう。余人の心は我等に属し、余人は我等の言う通りを行なう。余人が拒めば、我等は余人の生活に心変わりする技術を組み入れる方便を見出すであろう。我等は恐怖を武器として用いるだろう。我等は余人の政府を打ち立て、反対勢力もその内部に打ち立てるだろう。我等は両側共に所有するだろう。我等は常にその目的を隠匿するが、その計画を実行するだろう。余人は我等の為に労働を為し、我等は余人の骨折りから繁栄するであろう。

「我等の家系は決して余人と交わらないであろう。我等の血は常に純粋でなければならぬ、それがしきたりである故。」我等は我等に必要な時は余人を互いに殺させるであろう。我等は余人を教理や宗教を通じた一体性から引き離しておくであろう。我等は余人の生活のすべての面を統制し、余人が何をどのように考えるかを指図するであろう。

「我等は、余人を親切に優しく導き、余人が自分たち自身を導いている様に思わせるであろう。」

我等は我等の派閥を通して余人の間に敵意を煽るであろう。余人の間に光が輝くとき、我等はそれを嘲りか死か、何れか我等に最善の方を以って消し去るであろう。我等は余人をして互いの心臓を引き裂かしめ、子供を殺さしめるであろう。我等はこれを憎しみを同盟者として、怒りを友人として成し遂げるであろう。憎しみは余人を完全に盲目にし、我等が余人の統治者として起こす余人の紛争からはそれが決して解らないであろう。

余人はお互いに殺し合うのに忙しいであろう。余人はその血の風呂に浸かり、その隣人を我等が良いと思う限り殺すであろう。我等はこれにより大いに利を得る。何故なら余人は我等を見ず、余人には我等は見えないからである。我等は余人の戦争と余人の死により繁栄し続けるであろう。我等はこれを我等の目標が成し遂げられるまで幾度も幾度も繰り返すのである。我等は余人を印象と音を通じた恐怖と怒りの中で生かしめ続けるであろう。我等はこれを成し遂げねばならず、あらゆる手段を使うであろう。その手段は余人の労働により提供されるであろう。我等は余人をして同士をそしてその隣人を憎しませるであろう。我等は常に余人から我等は一体なりと言う神の真実を隠すであろう。これは余人が決して知ってはならぬ!余人は色が幻想であることを決して知ってはならぬ。余人は常に余人らが平等でないと思わねばならぬ。一滴一滴、我等は最終目標に進むであろう。「我等は余人を完全に統制するために、余人の土地、資源、富を接収するであろう。」我等は余人にその持っている自由を少し掠める法律を受け容れるように欺くであろう。「我等は余人を永久に閉じ込める通貨の仕組みを打ち立て、余人とその子供たちを負債状態に置くであろう。」余人がみんな一緒に追放する時、我等は余人の犯罪を告発し、世界に違う話を提示するであろう。-我等は全ての報道を所有しているからである。我等は我等の報道を用い情報の流れと余人の感傷を我等に都合よく統制するであろう。余人が我等に蜂起すれば我等は虫けらのように余人を打ち砕くであろう。何故なら彼らは虫けら以下だからである。余人は武器もなくどうすることもできないであろう。

我等は我等の計画を実行するために余人の人材を用いるだろう。我等は余人に永遠の命を約束するが、余人は決して永遠の命を得られない。何故なら余人は我等の内ではないからである。採用者は「初歩加入者(initiate)」と呼ばれ、より高い領域への移行の虚偽の儀式を信じることを教え込まれるだろう。この集団の構成員は決して真実を知ることなく、我等と共に一体であると考えるであろう。

余人は決してこの眞實を学んではならぬ。何故なら余人は我等を裏切るからである。余人の功績には地上のものと偉大な肩書を以て報いられるであろうが、決して不死身とはならず我等の仲間にならないし光を受けて星を旅することもない。余人は決してより高い領域に達しないであろう。何故なら余人の類(たぐい)の殺人(つまり余人同士の殺人)は悟りの領域への通路を妨げるからである。これは余人には決してわからぬ。

眞實は余人の顔から隠され、余りにも近すぎて余人には焦点が合わず、気付いた時にはもう遅い。そう、自由の幻想は余りにも壮大で、余人は自らが我等の奴隷であることが分からないであろう。

「すべてが落ち着くと、我等が余人の為に創作した現実が余人を所有するであろう。この現実が余人の監獄となろう。」余人は自己欺瞞の中で生きるであろう。

我等の最終目標が成し遂げられる時、新しい支配の時代が始まるであろう。余人の信念が余人の心を束縛する、我等が太古の昔に打ち立てた信念が。

然し余人が我等と同等であることを万が一見出せばその時、我等は滅亡するであろう。余人はこれを決して知ってはならぬ。余人が一緒になれば我等を征服することが出来る事を万が一余人が見出せば、余人は行動を起こすだろう。余人は決して、我等が為したことを見出してはならない。何故なら、見出せば我等には逃げる場所が無くなる。何故ならば一度仮面が剥がれると我等が誰であるか容易に見えるからで、そうなると余人は我等を追い詰めるであろう。そして我等を庇護する者はいない。

これが我等が残りの人生に於いて、そしてまたこの現実は多くの世代とその寿命を超越するであろうから、未来の人生に於いても、拠って生きる秘密の契約である。血が、我等の血がこの契約を封印する。我等、天より地上に来るもの。この契約は決してその存在を知られてはならない。

この事は決して書かれたり喋られてはならない。何故なら、それが産む意識が造物主の激怒を我等に放つからである。そして我等は我等が来た深淵に投げ込まれ、未来永劫に亙ってそこに留まることになる。

-匿名イルミナティ構成員

 

会員は公言されている知恵の獲得という「無害な秘密結社」の幻想を完全に吹き込まれると宣誓をさせられる。彼らの本当の公言された目的がそこで初めて明かされる。

  1. 全ての政府の根絶(國家の転覆)
  2. 相続の根絶(富と金銭の配分の統制)
  3. 所有権の根絶(ディープステート疑似共産主義
  4. 民族主義愛国主義の根絶(国の解体)
  5. 人口抑制(減産)(新世界精鋭主義の勃興)
  6. 宗教の根絶(悪魔主義
  7. 家族の根絶(世俗文化)
  8. 新世界(統一)政府の樹立(新世界秩序(NWO)又は「ディープステート」)

 

[1]ジョン・ロビンソン John Robinson(スコットランドフリーメイソン

[2] アウグスティン・バリュエル[Augustin Barruel, 1741-1820](フランスのイエズス会の司祭。陰謀論の草分けと言われる。)

[3] ジェディディア・モースReverend Jedidiah Morse(アメリカの地理学者・牧師 )

[4] ウィリアム・ゴドウィン William Godwin (3 March 1756 – 7 April 1836)イギリスの政治評論家・著作家無政府主義の先駆者。妻は女権論者のメアリ・ウルストンクラフト。

[5] シャルル・マリ・ド・ボナパルト(仏: Charles Marie de Bonaparte, 1746年3月29日 - 1785年2月24日)は、コルシカ島のフランス貴族。ナポレオン・ボナパルトの父親。コルシカ語(イタリア語)での名前はカルロ・マリア・ディ・ブオナパルテ。

[6] 会員を「我等」、会員以外を「余人」で表現している。

<引用終わり>

 

如何でしょう?

この誓いの一番恐ろしいところは、そのおどろおどろしい表現や脅しではなく、

1. それが潜入において行われること。

2. それが啓蒙によって、或いは宣伝によって広まること。

3. 啓蒙・宣伝によって洗脳されたものは、入会せずともイルミナティの一員と変わらぬ行動をするであろうこと。

なのではないでしょうか。

 

次回は、アメリカ独立戦争フランス革命についてのお話です。

 (註:ディープステートをこのブログでは、「覃府」と呼ばせていただきます 但し訳文は元のままです
覃は深い・拡がり及ぶ等の意味があり、府は、政府・幕府などの様に国家機関を表します)