女イルミナティ25

お断り:2021年12日公開時の未翻訳部分は、14日に翻訳・更新いたしました。

また、本文に当該部分を明示いたしました。(燈照隅)

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イヴの結社

セト信仰者とゲオーニームのより大きな物語にある一本の糸は我々を17世紀に、そして改革者で救世主を気取った背教猶太人の出現に導くのである。

シャブタイ・ツヴィ*(Sabbatai Zevi)は、元々ユダヤ教の幕の後ろに隠れていたルシファー信仰の宗派の指導者であった。ツヴィ自らが逮捕されてスルタン・メフメト4世の前に連行された彼は、イスラム教に改宗して自らをその悲惨な人生から救った。この事実は殆どのツヴィに関する作家が言及する。

*これまで「サバタイ・ズヴィ」と表記してましたが、wikiに合わせてシャブタイ・ツヴィと言う表記に統一しました。(燈照隅)

言及されないことは何かというと、レヴァントからヨーロッパにかけての彼の多くの裕福な猶太人使徒は、それを真似て大量にイスラム教に改宗した事実である。これらの改宗者はドンメーとして知られる。

彼らの新しい隠れ場所から、本物のイスラム教徒のように振舞い、彼らはその破壊活動を続けることが出来た。換言すると、中東やヨーロッパで、表面上はイスラム教徒に見える多くの宗派、家系、個人は実際のところは、既存の支配的組織を顛覆することに専心する、シャブタイ派である。これは、最近の過激なイスラムの出現に大きな洞察を与えてくれるべきものなのである。

 

 

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堕落した大詐欺師、シャブタイ・ツヴィ(1626~1676)

堕落した大詐欺師、シャブタイ・ツヴィ(1626~1676)。彼はラビで自身が救世主であると宣言したけれども、実はユダヤ教と全ての文明的組織の完全破壊を策謀した。彼の信者たちはイルミナティや他の極悪非道の結社の始まりの裏にいた。彼は果たしてテンプル騎士団の聖職者の代理人、つまり長い間テンプル騎士団に守られ、雇われていた裕福な猶太人の子孫だったのだろうか? 彼は古代ゲオーニームの構成員だったのだろうか?(詳しくはこちら:https://infogalactic.com/info/Sabbatai_Zevi#Marriage_to_Sarah

 

ツヴィの後継者は悪名高きヤコブ・フランクであった。彼が死んだ後、シャブタイ派はその娘、イヴ・フランクに率いられた。彼女の後は、シャブタイ-フランク派は、ギレーヌ・マクスウェル*やマリーナ・アブラモヴィッチ**(Marina Abramović)など、継続して女性に率いられていると我々は信じている。
*Ghislaine Maxwellは、エプスタインの醜聞で有名になった女
**Marina Abramovićは、ユーゴスラビア出身のパフォーマンスアーチストである。特に、自身の肉体に暴力を加える過激なパフォーマンスで世界的に知られる。

秘密結社の溢れる記号は我々にこの事に関して殆ど疑いの余地を残さない。バイエルンイルミナティ、薔薇十字団、メーソンのような下部集団が仕えているのは、この女性に率いられた結社なのである。イヴの王座に居た日付はイルミナティの起こりと呼応する。彼女の結社はまたそれを認知し支持したテンプル騎士団とも関係している。これについてはさらに話を進めるにつれて議論する。

 

 

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ヤコブ・フランク(1726~1791)

 ヤコブ・フランク(1726~1791)。彼の娘イヴがシャブタイ派の首領となった。彼女の結社は更に古代の龍宮廷、ヴィーナスカルト、つまり女イルミナティであった。(番組をご覧ください:https://unslaved.com/female-illuminati-program/

 

著者が番組で示すように、イルミナティの記号は主に女性である。何れにしてもこの記号にも拘らず、シャブタイ派イルミナティの女性主導性は今まで一度も、この物議を醸す議題の研究者や作家に切り出されたことがないのである。

カバル主義者の記号もまた溢れている。なぜならシャブタイ・ツヴィの異様な教えはイサク・ルリアと他の心からのカバル主義者の哲学の堕落であったからである。カバラは元は高位のアリアンの秘教であるが、ツヴィの時代より遥か以前、パルティア、シリア、レヴァントの他の國のアテン-セト信仰者により既に堕落していた。

ツヴィとフランクは古代のゲオーニームが西欧のメーソンを乗っ取る試みの中でその代理人であったかもしれないし、或いは、常に敵である教皇キリスト教を崩壊しようとしていたエデッサの王家の代理人であったかもしれない。

これは、マドンナ(エステルの名前で入会した)のような有名人が何故公然とその猶太教やカバラへの関心を持ち肩入れするかを説明する。その内通者の微笑は彼らが我々と一緒にする駆け引きを明かしている。この堕落した類の有名人は、多くの女性政治家や企業の役員と同様に、シャブタイ派又はその下部組織の構成員である。彼女らは屡々自らを、イヴ・フランクや他の著名な女性の先人 ―超秘密の龍宮廷の結社員― に扮して、記号的に誇示するのである。

 

セレブや女性の記号の例:

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イヴはその使徒によりシェキナーと呼ばれている。この言葉の真の意味は著者の女イルミナティの番組で説明している。現時点で我々は読者にこの聖なるシェキナーを一人の個人に帰することが道徳的な正統(オーソドックス)猶太人にとって如何に胸が悪くなる異端であるかを思い出していただくだけで充分である。繰り返すが、我々は、イサク・ルリアのように真の秘儀により思い抱き教えられたカバラ主義的哲学を誤解釈するのが専門のカルトを相手にしているのである。

 

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偉大な賢人で神秘主義者のイサク・ルリア(1534~1572)

 

***(公開時の未翻訳部分始まり)***

シャブタイ-イルミナティ結社員のお気に入り記号の一つはシャブタイ・ツヴィ自身を大きな獅子の形にしてその顎に七つ頭の龍を配したものであった。大きな獅子の記号は繰返し王家の(楯の)紋章、国章、コマーシャル(商業宣伝)、メディアの広告コピー、公のショーに現れるものだ。姉妹同胞を示す他の記号は女イルミナティの番組の中で詳述し分析している。(詳しくは番組を:https://unslaved.com/female-illuminati-program/

興味深いことに、1759年(ヤコブ・フランクが当局から執拗に追跡されていることに気づいた後)に彼はカトリックに改宗しその教会の手助けを受けた。何千もの彼の信者、その殆どが悪の召使いであるが、彼らもヤコブ・フランクの指導でやはりカトリック教徒となった。その後、テンプル騎士団に密かに仕えたのは、これらの擬似(似非)カトリック教徒であった。聖職者とその関係結社はその結社員(仲間)を守り、終には自分たちの主権を取り戻し、税の免除や他の特権を取り戻したのだった。

「1786年にミラボー伯爵*はパリのジャコバン修道院イルミナティのロッジを設立した。これらのイルミナティは間もなく自分たちのことを『ジャコバン党』と称した。同じ年、フランクフルトで『すべてを見る目』と言う名前の下にもう一つのイルミナティの集団が設立された。この集団は後にフランキストとしてその悪名をとどろかせた。このロッジは過激な猶太人ヤコブ・フランクとミヒャエル・ヘス**に率いられ、ヘスは後にメイヤー・アムシェル・ロートシルトに雇われた。」―ジュリ・リーナ***
*オノレ・ガブリエル・ド・リケティ(Victor Riquetti de Mirabeau、1715~1789)は、フランス革命初期の中心的指導者である。
*Michael Hess(1782~1860)は、ドイツの教育者。父親のラビ・アイザック・ヘス・クーゲルマンによってフュルトのイェシーバー(猶太人学校)に送り込まれ、後にフランクフルトに移った。1804年にマイヤー・アムシェル・ロートシルトに、息子の家庭教師に指名された。
***Jüri Lina(1949~)は、エストニアの町タルトゥ出身の著作家ペレストロイカ時代の1991年に(一時的に)研究者に開示されたソヴィエトの貴重な記録を見ることが出来た。彼はまたUFO研究家としても知られる。

これらの隠れキリスト教徒が黒い貴族とテンプル騎士団の聖職者によって教皇キリスト教を顛覆する手助けをしたことに疑いの余地は殆どない。(記事4を参照:http://www.femaleilluminati.com/article-4.html

ヤコブ・フランクとその娘はその元の活動領域から放逐された後、最初にカトリックオーストリアに亡命した。しかし結局はドイツのヘッセンに落ち着いた。イヴ・フランクは1816年に亡くなった。著述家で研究者のチャールズ・モスコヴィッツ*は、ルイス・ブランダイスのようなアメリカの政治の重要な人物がイヴ・フランクの結社の結社員であることを確信している。邪悪なヨーロッパの破壊者たち ―例えばモーゼズ・ヘス(カール・マルクスの師匠)やカール・マルクス自身もまたこのフランキストカバルの一員であった。

フランスのリヨンの町がフランク派の本部に選ばれた可能性は非常に大きいが、疑いなく彼らはその主なロッジを別の場所、特にスイス、ベルギー、オーストリアに持っていた。殆どのメーソンのロッジや本部は世界中で五芒星と他の女性の記号を特色としている。三日月と同じように五芒星は金星を表し、それは秘教の仲間内では「ルシファー」やさらには「シェキナー」として知られる。

 

 

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 悪名高い過激派で破壊分子のモーゼズ・ヘス*(1812~1875)はカールマルクスの師であった。これらの人間は、猶太人として生まれ乍ら、ユダヤ教の完全な破壊を目論んだ。カール・マルクスはその猶太人に関する考えを「猶太問題について」と言う反ユダヤ主義の自著に表している。「シオン長老の議定書」のような記録を考えつき、発刊したのはこの類の人間なのであり、それは彼らの絶対的に軽蔑する道徳的な猶太人を弱体化する企みの中で為されたのであった。そして今日、西欧に対する憎しみに燃え盛り、イスラム過激派の蜂起を策謀しているのはこの類の人間なのである。(詳しくは次のリンク:https://infogalactic.com/info/On_the_Jewish_Question
https://unslaved.com/an-introduction-to-world-revolution/

***(公開時の未翻訳部分終わり)***

 

イヴ・フランクの元々の名前はレベッカRebecca)であった。面白いことに、これはレベカー(Rebekah)の娘たち、で知られるメーソンの結社を暗示し、この団体には多くの著名人が属している。これはオッド・フェローズ(奇人)結社[1]支部である。この結社は聖書に出て来るレベッカに因んで名づけられたと言われるが、この属性については疑義が残る。これは、シャブタイ-フランク派の代理組織である可能性が強く、それに相応しくイヴ・フランク自身に因んで名づけられた。東方の星、ナイルの娘たち、ヨブの娘たち、虹の乙女たち、イザベラの娘たち、入植者の婦人たち、シュライナー、ド・モレー(デモレー)、スコットランド儀式等々、メーソンの階級とロッジは女性の記号であふれかえっていると言うことを心すべきである。(詳しくはこちら:http://www.femaleilluminati.com/additional-links.html
[1] Odd Fellows「奇人結社」は、最初の記録が1730年に遡るロッジから成る国際的友愛結社である。最初のロッジの名前が「Loyal Aristarcus Lodge No. 9」であることは、それ以前から存在すること示唆する。この団体は市民の自由や救済、或いは博愛主義を提唱するようだが実態はよく知られていないし、記録もない。中世のギルドにその記録を辿ることが出来ると言われる。

 

 

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レベカーの娘たちの垂れ飾り(首飾り) 

レベカーの娘たちの垂れ飾り(首飾り)は蜂の巣の一番重要な記号があしらわれている。多くのメーソン結社に使われているがそれは女イルミナティを表す記号である。著者の番組で示したようにその記号はメーソンの階層構造のことであり、それは実際の全ての蜂の巣のように女王蜂の中心の周りに構築されているのである。女王の周りに我々は、その巣の兵士とメイsツ会を見出す。三日月と六角形を成す星の集まりにも注目しよう。三日月は、右側の写真の垂れ飾りに見られる五芒星と同じく、金星を指す。鳩はダビデとして知られる古代アテン信仰のファラオを直接指す。三つ輪の組み合わさった鎖、つまりオッド・フェロー(女性を暗示する)の記号に注目しよう。鎖は長い間ずっと古風な女家長制の象徴で、つまりこの場合は、イヴ(レベッカ)・フランクがほぼ間違いなく構成員であるところの姉妹同胞のことである。大文字のRの文字もまた、レベカーの結社のシギル(西洋魔術で使われる記号)である。それは様式化された形で多くのロゴ、紋章、企業や団体に見られる。テンプル騎士団の外套の色は赤と白である。彼らの聖職者の外套は伝統的に緑と茶色(又は金色)である。左の垂れ飾りを吊るす紐の色を見て見よう。三日月と星はまた、イスラム教の印にも類似していることにも注目しよう。(詳しくはこちら:https://infogalactic.com/info/International_Association_of_Rebekah_Assemblies

 

 

 

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 中央の(献呈文を読んでいる)メーソンの前掛けにある、ヴィーナス(金星)カルトの記号である五芒星に注目しよう。縁飾りのオリーブの小枝はアクエンアテンと娘を表す。白黒の正方形はテンプル騎士団とその敵味方を自由に演じ、好き勝手な仮面の後ろに自らを偽装する能力を表す。女性が前掛けを装着することは意味を成す。男性が前掛けを着けると、彼らは明らかに自らを女性化しているのである。この異様さは何故オッド・フェローがこの名を持って居るか、何故メーソンは全員「鰥夫(やもめ)」(或いは、「寡婦の息子」)として知られるか、そしてレベカーの娘たちの男性の結社員が「娘たち」として知られるかの説明がつくのである。我々はこれが最も重要なことであると気付く。(古代の女秘密結社についての完結した話については、番組をご覧ください:https://unslaved.com/female-illuminati-program/