今日の共産主義 45の目標37

✔37. 大企業に侵入して支配を獲得せよ。

この目標が提起する問題は「何をする為に侵入する?」ということである。そして何をする為に支配する?かである。答えは権力を統合するため、である。

過去50年以上の間に経済的手腕は共産主義よりももっと強力な支配の源泉に昇りつめた。ロシア、中共北朝鮮、そして他の至る所の共産主義者にとって、共産主義の政治的・経済的目的は、然し乍ら、同じところに留まっている。つまり政治的支配を勝ち取ること。軍事的作戦が一時的に選択肢にないなら、当然経済力は選択肢の一つなのだ。

民間企業が世界中の活発な市場にその手を伸ばすに従って新しい金融相互依存関係が生まれた。軍事的な敵が貿易相手國となり、地域独裁政権が主な輸出國となり、武装抵抗勢力がその軍事的政治的追求のための財政支援者を貿易協定を通じて見出した。以前の敵が経済的同盟の中で強さを見出し、友邦が輸出入の政策で提携することにより彼らの貿易力を支持する。端的に言うと、世界は益々、経済支配が弾丸を交えるより遥かに政治的な重みを増していることを発見したのである。

これらの金融大国の提携は共産主義イデオロギーを煽りはしていないかもしれないが、彼らは同じ目標を達成しつつある。彼らは他国を経済的手段を通して支配しつつある。それは違う経路による同じ結果であり、達成されつつある共産主義者のもう一つの目標である。

 

【ブログ主の感想】

 この目標37に関して、我々日本人は、大東亜戦争の目的をもう一度、肝に銘じなければなりません。

我々は、アメリカ(のディープステート)から経済戦争を仕掛けられ、経済的絶体絶命の危機を迎えました。なお悪いことに資源の無い大日本帝國にとって、それは戦略物資の筆頭、石油をも絶たれる軍事危機でもありました。

戦争が我々の敗北で終わった時、軍需産業原子力工業、航空機産業が禁止され、これら金融大国(ディープステート)は共産主義を煽りはしませんでしたが、経済手段を通して日本を完全に支配しました。

同時に、大東亜戦争の目的を忘れさせられました。表向きは、日本は経済的に復興し、国民は戦前よりも豊かになった、自由になったと錯覚させられています。その一方で、ディープステートによる経済支配は益々容赦なく續き、最近では紙幣の流通量すら自国で決められない状況に陥っています。(決められるはずが、ディープステートの子分の霞が関官僚が許さないのです。)

さらに最近の中共の動向は當に経済覇権主義による世界征服計画です。日本は大東亜戦争の真実の歴史を学べば今の中共の対外政策は絶対に認めてはいけないのに、日本政府や国会議員・官僚は寧ろそこから甘い汁を吸おうとしている国賊と化しています。

 

平成の時代は、この経済支配が顕著に、極端になった時代であったと思います。

令和の新しい時代はこれを乗り越え、闘い、勝利する時代であるべきです。

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