今日の共産主義 45の目標01

✔1. 共存を核戦争との唯一の選択肢として合衆国に容認させる

共存は、否定的な言葉であり、関わった全ての当事者にとってマイナスの結果である。共存を達成するためには、悪と仲良くするために善を推進する道徳的責任を放棄する必要がある。

ソ連の成長する核軍備の工場は共存を第三次大戦との唯一の実現可能な選択肢に見せた。それは巨大なこけ脅しで、西側はそこに騙された。それ以来、西側は十数回も大きな条約を交渉し、それは西側の優位性を持ち去る以上のことをした。その頃、それは「デタント(緊張緩和)」と呼ばれた。

ロナルド・レーガンは、西側を率いて共存が唯一の選択肢でないことを証明した時、この大きな嘘を暴いたのだった。複数の戦線での過剰な出費、過剰な生産、過剰な競争により、彼は一発の核攻撃もすることなく、USSR財政破綻させ、1991年に政治的に分解したのだった。残念なことに1980年代にレーガンが適用した強さを通した平和の方式は、共存と一方的武装解除の弱い立場に戻ったその後継者によって放棄された。

 

【ブログ主感想】

共産主義者との共存と言うのは「仲良く対等な共生関係を築く」と言う通常の意味とは異なり、悉く、彼らが我々の伝統・制度慣習・道徳を弱体化する間の時間稼ぎと言う事です。

これを即座に感じてほしい。彼らは、その間、軍事的攻撃をしないという意思表示と共に、文化交流を求めたり、或いは軍事交流を求めたりしてくるが、それは実際には諜報・工作活動であり、決して我々と仲良くするための行動ではないことに充分留意する必要があります。

例えば、中共は日本の政治家を前にして常に開口一番「日中友好」と言います。しかし、実際に蓋を開けてみると、日本にとって有益であった試しは全くありません。田中角栄時代、日本の政治家や一部実業家は、8億人の市場と言う数字に目がくらみ、欲を掻き立てられ、しなくてもよい妥協を重ねて共存を達成してきました。

彼らは、日中友好を声高に叫びながら、友好の名の下に我が国の富・技術を無償で、しかも日本の資金で剥ぎ取り、その一方で、その舌の根が乾かぬうちに、我々の核弾頭一千発が日本の大都市を狙っている、と豪語するのです。それが、共産主義者との「共存」の実態なのです。

しかも、彼らは日本が莫大な金額の援助をしたことすら国民に知らせません。この様な馬鹿げた友好関係など金輪際必要ありません。

この悪循環を断ち切るには、上述のレーガン大統領を見習い、力には力で対抗する、軍事力には軍事力で対抗する、と言う戦略意図を前面に押し出して相手を威嚇しなければなりません。それをする為には、先ず、情報部を設立し、相手の意図を正確に把握し、その上で、軍事力を増強しなければなりません。

日本の現状、軍事力増強だけでは太刀打ちできません。使えるカードはすべて使わなければなりません。それには、非核三原則を破棄すること、米国に核の傘の保証を明言させることと日本への核持ち込みを容認し、寧ろ、防衛のための義務として米国に要求しなければなりません。

将来的には当然核武装を考えるべきであると思います。

当然、その爲には原発を維持しなければなりませんし、原子力船も開発すべきです。そして小型核反応炉を自国技術として持たねばなりません。

もし、核武装や核持込みが「選択外だ」と仰る向きには、是非対案をお示し頂きたい。

既に戦後70余年、日本の伝統・制度慣習・道徳は非常に弱体化してしまっており、これから中共に向き合うのは非常に困難でしょうけど、我々は祖国を守り、祖先に恥じぬよう、そして子々孫々に亙って日本が独立と民族の自由を維持する様に國體を元に戻す強い義務感を以って長い時間、百年、千年の覚悟で子孫にしっかりと伝えて行かねばなりません。

次回 今日の共産主義45の目標02   前回 今日の共産主義45の目標00