ドイツ悪玉論の神話043

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世界中の猶太人がアンターマイヤーの対独戦争の求めに呼応した。もう一人の有力な米國の猶太人金融家、バーナード・バルークは、独逸に対する全面戦争を それが英國にとっても利益になると指摘してまで、求めた。「私は、独逸の敗北(中略)と(その)世界貿易からの排除は、その量と利益両方で英國の外國貿易を増長する絶好の機会であると強調する」と彼は語っている。バーナード・バルークは、ウィルソン、ルーズベルトトルーマン大統領補佐官であった。

1934年6月のフランスの雑誌「Les Annals」の中で猶太人のエーミール・ルートヴィヒ(本名:エーミール・ルートヴィヒ・コーン)は、次のように書いている。
ヒトラーは戦争を起こさない(戦争を欲しては居ない)が、我々は、彼にそれを強要するだろう、今年ではないが、間もなく。」

猶太戦闘連合(United Jewish Campaign)の國家議長(National Chairman)、デーヴィッド・A・ブラウンは、1934年に「我々猶太人は独逸に戦争をもたらすであろう」と述べている。

ヘンリー・モーゲンソウ、猶太人の米國財務長官は、1933年に「1934年に欧州の戦争は、不可避だ」と述べた。

 

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ゼェヴ・ジャボチンスキー 熱狂的シオニストで過激な反独逸


1934年1月、ゼェヴ・ジャボチンスキーは、パレスチナの「Natcha Retch」に「独逸に対する戦いは、あらゆる猶太人会議、貿易組織、そして世界中の全ての猶太人に於いて既に何か月も為されている(中略)我々は、独逸に対する精神的且つ物質的戦争を全世界的に爆発させるのである」と語っている。

1935年7月27日付、パレスチナの「Jewish Daily Bulletin」でジャボチンスキーは次の様に書いている。「重要な力はたった一つしかない。それは政治的な圧力だ。我々猶太人は、地球上で最も力のある人種だ。何故なら我々にはこの(政治的)力があり、それをどのように行使するかも知っているからだ。」

1935年2月22日付の「Jewish Chronicle」紙は、カイロの猶太人新聞王で後にエジプトの報道を殆ど支配した、J.E. マルコヴィッチについて、「彼は、全てのエジプトの報道をヒトラー主義に対抗する戦場に変えた」と報告している。

ハンガリーのジャーナリストで著者でもあるルイ・マルチャルコ(Louis Marschalko)は、次の様に書いている。「國家社会主義は、戦争するように運命づけられた。何故ならそれは、不可避的にボルシェヴィズムと世界資本主義[どちらも猶太人支配]に敵対する政体であったからだ。」

フランスの猶太人ジャーナリスト、ポール・ドレイフュス(Paul Dreyfus)は、1938年5月15日、「La Vio de Tanger」に次の様に書いている。「今年の年末までに英露仏米による経済ブロックが形成され、独伊の経済を跪かせるであろう。」

英國の雑誌「Sunday Chronicle」の1938年1月2日の記事は、「猶太人の為の戦争資金が£500,000,000ある。(中略)戦いは、世界の株式市場で戦われることになる。反猶太主義國家は國際的借金の足かせがあるので、彼らは自分たち自身の存立が脅かされている事に気づくだろう。欧州全体での小売を通じて彼らの輸出品に対する排斥運動は、今日のいくつかの反猶太國家の不確実な経済的安定を揺るがすであろう。」

國際猶太は、自分たちの独逸に対する戦争を独逸が國内で猶太人を「迫害している」こと、そして最後には完全に「抹殺する」計画であることを理由に正當化したのである。(そして、今日、イラン人が彼らを抹殺する計画をしているらしい。)

 

排斥運動の独逸経済への影響

1933年の1~4月の間、独逸の輸出は、10%落ち込んだ。そして続けて悪くなった。國際猶太の組織した排斥運動が広がるにつれ、独逸の貿易は、特に1933年の第一四半期に打撃を受け、独逸の極めて重要な輸出は1932年の半分以下に落ち込んだ。世界中で猶太人の独逸排斥運動は、年一年と容赦なく続いた。

1941年にモスクワで開かれた國際猶太人会議は、更に一層の独逸に対する経済圧力を求めた。「全世界の猶太人兄弟たちよ、復讐の聖なる炎を心の中で、絶え間なくもっと明るく燃やそうではないか! いつでも行動できるように用意しておこう! 世界のどこに居ようとも、ファシストの経済資産を破壊するために自分の力で可能な事は全てしなければならない。ヒトラー主義の死刑執行人による死の産業の最も重要な部署に分け入って、好きなようにぶち壊すがよい。彼らの製品をあらゆる場所で排斥せよ! 高貴で、自己犠牲の遊撃兵と共に戦おう! ソヴィエト連邦との連帯と積極的な支援のための完全に効果的な宣伝工作をところかまわず展開しよう。人類は茶禍(Brown Plague)(突撃隊SA のシャツの色より)から解放されることを欲している。この聖戦に於いて自分の任務を果たそう。」

「The Transfer Agreement」の著者で猶太人のエドウィン・ブラックは、次の様に書いている。「独逸は排斥運動が世界的になれば、商業が独逸を回避する様に成れば、果たして何か月間生き残れるか。排斥者は「独逸はこの冬にも瓦解するだろう」と言うスローガンを掲げた。

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