文明のアイルランド起源 HPより12(第一部・終)

ドルイド古代イスラエルの繋がり

ドルイドは白いローブに、詩人は青いローブに身を包んだ。首領ドルイドイスラエルの高僧の胸当てとよく似た12の宝石が付いた黄金の胸当てを纏った。そのような胸当てはストーンヘンジの墳墓の一つで遺骨の上にあるのが見付かっている。」
フレデリック・ハベルマンFrederick Haberman 著「我々の祖先の追求Tracing Our Ancestors」

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今日の世界のエリートたちは
アリアンの高い伝統から取り込んだ古代の知識によって力を得たのであった。

 

今示したように、そして続けて示すように、記号と偶像、それに東方の人々(シュメール人エジプト人古代イスラエル人など)により使われてきた語法は、ドルイドの正典がその由来である。

それらはアイルランドで完璧の域まで研究された星の霊的認識が由来で、それがドルイドにより世界中に伝播されたのである。これらの古代の旅人は訪問した部族を驚かせた。古代の民族はドルイドを知り、尊敬し、そして多くの人々が真実の探求のため、彼らの学寮に集ったのであった。

神話拡散者は古代のドルイドとアメン信仰者のシンボリズム(記号)を合体することに抵抗できなかったであろうけれども、それは彼等自身の創作ではなかった。異教の女神の伝統の中心思想とその関係はユダヤが起源ではなく、ラビは彼らの経典に現れる「女神」の心象を説明するのに次の様に困難を感じたのである:

「その女性はルビーに優りやんごとなきなり。汝が望める凡ゆるものもまたこの女性に比ぶべくもなし。その右手に長寿を その左手に富と名誉を携ふなり。その常道は喜びに至る道、そしてその道程は泰平への道なり。よく奉ずる者にとり、この女性こそは命の樹、それを離さぬ者皆幸せなり。」(*燈照隅訳)
―「箴言3:15~18」[1]

 

 

ドルイド教と猶太キリスト教

「首領のドルイドは今ローマ教会や英国教会の司祭が着けているのと全くよく似た帯、そして少し前まで我々の大学の学生が公の試験で着けるのを強制されていた帯を着けていた。
―W・ウィンウッド・リーデ「イシスの仮面:又はドルイドの謎」

 

ローマ教皇古代ローマの世俗(異教)の高位の僧侶に当によく似ており、ラテン語ではその称号は同じで、最高神祇官Pontifex Maximusである。その本部は恐らく首領ドルイドのものの模倣であろう。そしてその首領ドルイドは、既に述べたように聖職のことと同様、世俗のことにも至高の権力を持って居り、ローマの最高神祇官Pontifex Maximusが古代ローマの聖職者によって、教皇枢機卿によって囲まれていたように、主なドルイドの元老に囲まれていた。」
―同上

 

文明の主な要素の西方起源であったことについての事実は暗号的に聖書や他の猶太キリスト教経典の中で言及されている。実際、先輩民族の祖先の伝統を同化、解体した、堕落した太陽崇拝の宗教の書物と伝統の至る所にドルイド教の要素を見出すことが出来るのである。そのより明確な例のうち、掻い摘んで一覧にすると次のようなものがある。

ノアとその箱舟
大洪水
人類に対する神の怒り
モーゼと山火事
イェホヴァ(ヤハウェ)の名前
イスラエルの12部族
荒野の青銅の蛇
命の樹と善悪
橄欖山とイチジクの木の言説
ゲッセマネ(苦難の)園
木で首を吊って自殺したユダ
ギルガルとシナイで12の石を円形に立てるモーゼ
ダビデゴリアテ
生誕と三人の賢者の訪問
ジョセフが「大工」であること
ヨハネによるイエスの洗礼
12歳の時に神殿に入るキリスト
33歳で死ぬキリスト
3年持ったキリストの使徒
油塗りと聖餐の儀式
12人の使徒
山上の説教
骸骨の丘の磔刑
留置・変容・復活
アリマタヤのヨセフ(イエスの伯父の設定)

 

勿論我々は猶太キリスト教ドルイド起源について、故意にしかも計算した誤解釈でキリスト教徒猶太教の大義を弱らせて、宗教の真の基盤が明るみに出ることを防いでいる、聖人ぶった神話拡散者からは何も告げられない。

ブリテンとローマに落ち着いた神話拡散者は宗教の起源に関する真の話を逆にした。彼らの思想的後継者はその欺瞞の仕事を続けている。彼らは偽って、文明の要素は最初東方から西半球に移動した、と主張する。この嘘が打ち砕かれて真の事実が明るみに出るまで、この世界には政治的にも精神的にも正常なことはあり得ない。

 

「注目すべきことに、聖マタイの福音書アイルランド版には、「東方から三人の賢者が来た」と言う一文が「東方からドルイドが来た」となっている。同様に、旧約聖書出エジプト記7:2の「エジプトの魔術師」は、「エジプトのドルイド」に変えられている。」
―ジェームス・ボンウィック著「アイルランドドルイドと古代アイルランドの宗教」

 

少し奇妙でありそうにない話によると、バビロン捕囚から解放された後、イスラエルの10の部族はエルサレム近くの聖なる王国に帰還しないことを決めた。そうではなく、西方に移動することに決めた。何という偶然の一致!

伝わるところでは、彼らはその指導者ジェレミアに従ってコーカサス山脈を越えて東欧に入った。そこから彼らは西方に向かい、その道すがら多くの民族や部族と接触し婚姻をした。学者の殆どは特に西側の貴族との間で、余りにも雑婚が進んだため、誰も正真正銘のイスラエル人集団のことを語れなくなった。実際、殆どの学者は所謂10支族がかなり以前に特定の区別可能な民族或いは人種として存在しなくなってしまったことを認めている。古代イスラエル人の血(DNA)が殆どの西洋人に存在していることは、しかしながら認めざるを得ないとしている。

これらの所謂イスラエル人は明らかに「イサクの息子たちSons of Isaac」として知られていた。この言葉はまた「イサクの息子たちIsaac’s Sons」とも表され、後に「サクソン」となった。従って、ブリテン島のイスラエル人似非歴史家たちは「アングロサクソン」が元々はユダヤ地方とパレスチナ地方からの「アリアンイスラエル人」であったと決めた。これは真実かも知れないが、歴史的に話すと、これらの所謂イスラエル人の民族移動は比較的最近起きた。正真正銘その資格を以て「古代イスラエル人」、「古代猶太人」、「猶太人」、「レヴィ人」の肩書を持つ人間が地上を歩いていた頃から以前の何世紀の間にあまりに多くのことがあったのである。

現代の先生方は古代の時代を「一連の神話」として用心して言及することにした。彼らはそれを打っ棄って比較的最近の歴史的時代と出来事に集中した。著者の作品の中で著者は問題になる猶太、古代猶太、レヴィ人、古代イスラエル人の言葉の穢れなき意味を探求し、ジェホヴァ、ヤハウェ、アドナイ、エロヒムなどの名前の真の起源を探求する。(詳しくはこちら:http://www.irishoriginsofcivilization.com/etymology-key-to-the-past.html

真実は、旧約聖書の所謂「古代イスラエル人」とは、実際はエジプトの裕福なファラオたちのことであった。最近15年の「猶太人」の祖先の調査で、結果としてこれが事実であることが証明された。最近の研究は、醜聞に満ちた神話拡散者と用語、称号、言葉の誤用を明らかにするのに役立った。アハメドオスマン、ムスタファ・ガダラ、ラルフ・エリスのお蔭で、前時代の天才的人類(ジークムント・フロイド、カール・アブラハムス、イマニュエル・ヴェリコフスキー、コミンス・ビューモント、コナー・マクダリなど)の多くの重要な歴史的理論が確認され、強化された。端的に言うと、我々は今や、誤って名付けられた「古代イスラエル人」と「古代猶太人」、所謂「12部族」の真の正体を知っている。我々はその昔、彼らが、エジプト学者の間で何十年もその起源が争点であった悪名高きヒクソスのファラオと同じであったことを知っている。

 

 

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聖パトリックの壁画:メーソン様式のせりもち(アーチ)が掛かった柱の間で、太陽の円盤から放射される光線の下に立っている。その右のアイルランドを表す女性は控えめで大人しく畏まって示されている。

 

「蛇で成功したと称せられる聖パトリックは、アイルランドに於いて前から存在するキリスト教の形態に対抗する正統派の究極の勝利を表す鮮烈な隠喩であり、それはオルファイツOrphites*のような宗派から成る。マイケル・ヴィニーのような敏感な観察者ですら、蛇が実際は異教のドルイドの隠喩でまた彼らの競争相手の宗教の象徴の隠喩であることに同意したのである。」
*Orphites は蛇とそれが象徴するWisdom(智慧)を信仰する一種のグノーシス主義の一派のこと
―ボブ・クィンBob Quinn著「アトランティスアイルランド人The Atlantean Irish」

  

大嘘を用達した者達

北-西方の(災害の時代に)壊滅した国々はエジプト人により、「死者の國」或いは「闇の國」として語られた。我々は、文明の中心を東方と強調するメーソンの伝説でそれと同じ思想を見出す。このずる賢い歴史の捏造は最終的には、あらゆる学校、大学、そして、アテン信仰者-猶太の伝統に毒された、虚偽を以て影響力のあるメーソンやその代理人による歴史本の教育課程で仄めかされた。西洋の歴史があらゆる西方の賢者の神聖な伝統を盗み、分解し、逆さまにした者たちによって誤って伝えられた、と言うことは現代人には決して思い浮かばない。

 

フリーメーソンでは北方は闇の居座るところ、命の反対側、全ての悪徳と欠陥の場である。北方では人間にその生で不完全な性質の状態を想起する、出来たままの、ごつごつした岩があり、それは、フリーメーソンの青写真の計画によると、猶太人の利害に適うようにハンマーと鏝(こて)を以て…「完全な立方体」に改善しなければならないのだ。」
―エーリッヒ・ルーデンドルフ将軍著「フリーメーソンの破壊」
ルーデンドルフ将軍は第一次大戦のドイツの英雄

 

「猶太の神殿を建てるためには、外壁となる石のみが使用できる*。従って、この「立体の完璧な極致」は南方を既に治めている。月のかすかな光が北方を照らしており、南方は眩しい陽の光の中に在る。しかし真のヤコブが束縛されていないのは東方である。そこには文化、光、智慧、そして全ての魂の死するものの座するところがある…。そこには戴冠したロッジの棟梁が居る。そして陽が東方に昇り、南方を通って西に至るように、また、猶太人アブラハムの配列に於いて東から西へ行く、全ての美と偉大さと特に再び奇妙な仲間の結社の「人類の愛」が存在するのである。我々北方の貧しき者は、これらすべてを当に受け取るところだ。フリーメーソンはその人類の友愛の中に、猶太人を通して、それを我々に与えるのだ。」
*中に壁や柱がない構造のことを言っている
―同上

 

[1] 実際の箴言ではwisdom「智慧」とunderstanding「理解」を受けて代名詞she「女性」が使われており、日本語訳聖書では「知恵」と訳されている。(以下英語聖書原文:ここでは、燈照隅がサリオンの意を受けて「この女性」と訳した)
箴言3:13~18 原文
Blessed is the man who finds wisdom, 知恵を見出す者に祝福あれ、
the man who acquires understanding, 理解を得るものに祝福あれ、

for she is more profitable than silver, その女性は銀よりも利益となり、
and her gain is better than fine gold. それで得るものは黄金にも優るのである。
She is more precious than rubies; その女性はルビーに優りやんごとなきなり。
nothing you desire compares with her. 汝が望める凡ゆるものもまたこの女性に比ぶべくもなし。
Long life is in her right hand; その右手に長寿を 
in her left hand are riches and honor. その左手に富と名誉を携ふなり。
All her ways are pleasant, その常道は喜びに至る道、
and all her paths are peaceful. そしてその道程は泰平への道なり。
She is a tree of life to those who embrace her, よく奉ずる者にとり、この女性こそは命の樹、
and those who lay hold of her are blessed. それを離さぬ者皆幸せなり。

 

 ※これで第一部が終わりです。次回より第二部です。ご期待ください。

 注意:文中の太字強調は燈照隅が付加した。

 

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The Wise or White Goths - http://en.wikipedia.org/wiki/Visigoths

Ostrogoths - http://en.wikipedia.org/wiki/Ostrogoths

Sarmatians - http://en.wikipedia.org/wiki/Sarmatians

Scythians - http://ossetians.com/eng/news.php?newsid=370&f=3

Scythians - http://en.wikipedia.org/wiki/Scythians

Scythians - http://www.cais-soas.com/CAIS/Anthropology/Scythian/introduction.htm

Scythians - http://www.sino-platonic.org/abstracts/spp127_getes.html

Sagartians - http://en.wikipedia.org/wiki/Sagartians

The Sabeans - http://en.wikipedia.org/wiki/Sabaeans

The Arimaspi- http://en.wikipedia.org/wiki/Arimaspi#Legendary_Arimaspi

The Iazyges - http://en.wikipedia.org/wiki/Iazyges

The Haddingjar - http://en.wikipedia.org/wiki/Haddingjar

The Hasdingi - https://en.wikipedia.org/wiki/Hasdingi

Salingi - https://en.wikipedia.org/wiki/Silingi

Sogdiana - http://en.wikipedia.org/wiki/Sogdiana

The Kurgans -  https://en.wikipedia.org/wiki/Kurgan

Kurgan Hypothesis - https://en.wikipedia.org/wiki/Kurgan_hypothesis

The Teutonic Knights - http://en.wikipedia.org/wiki/Teutonic_knights

History of the Teutonic Knights -  http://department.monm.edu/history/urban/books/PrussianCrusade2.htm

The Teutonic Knights (Germany) - http://www.deutscher-orden.de/

The Teutonic Knights (Austria) - http://www.deutscher-orden.at/

Teutonic Order Websitehttp://www.imperialteutonicorder.com/

The Lizard Union - http://en.wikipedia.org/wiki/Lizard_Union_

The Shield of the Trinity - http://en.wikipedia.org/wiki/Shield_of_the_Trinity
Knightly Orders and their Heraldry - http://almanachdechivalry.org/_wsn/page2.html

Order of the Thistle - http://en.wikipedia.org/wiki/Order_of_the_Thistle

Lord Lyon, King of Arms - http://en.wikipedia.org/wiki/Lord_Lyon

Shimon Perez Knighted - http://www.israeltoday.co.il/default.aspx?tabid=178&nid=17392

Order of St. Michael & St. George - http://en.wikipedia.org/wiki/Order_of_St_Michael_and_St_George

Order of the Garter - http://en.wikipedia.org/wiki/Order_of_the_Garter

Ariana - https://infogalactic.com/info/Ariana

Region of Aria (in Afghanistan) - https://infogalactic.com/info/Aria_(satrapy)

History of Persia - http://iranpoliticsclub.net/culture-language/mythology1/index.htm

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