女イルミナティ13

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アメリカ合衆国の大印章 

単頭或いは双頭の鷲はヨーロッパの大きな王家の記章に見られる。双頭の鷲の像はヒッタイトや他の印度-ヨーロッパ族の民族に使われた。そのすべての場合に於いてそれはエリート或いは貴族を表した。ドイツ語で鷲はadlerで、音節adl或いはaldは「elder(長老・古参・先輩・賢者・指導者)」の意味を持つ。だからAlder tree(榛の木)やAldermanつまり市長などの言葉がある。

古参の(elder)民族はアトランティスの人々であった。音節atlは同じくadlから派生した。この意味において、鷲はアトランティスの人々とその王家の子孫の記章である。それが合衆国の印章として選ばれたのには好奇心をそそられる。

アメリカ合衆国の大印章の鷲にある9本の尾羽は伝えられるところでは9人のテンプル騎士団創始者の記号である。これは、思われるほど突飛な考えではない。何故なら13と言う数字 ―それはテンプル騎士団の鍵となる数字― は一ドル札上に多く現れるからである。(女イルミナティの番組を見ればわかる。)ある理解では(13本の)矢がテンプル騎士団を表し、オリーブの枝がシトー修道会を表し、それらは、超秘密結社の軍事と修道の二つの分岐と見ることが出来る。矢は更にまた著者が語るところの結社を突き動かす多年に亙る復讐の渇望を表す可能性がある。彼らの世界の新秩序は彼らがエジプトに於いて失った王位を取り戻さなければならない。鷲の頭の周りの標語 ―E Pluribus Unum(多数でできた一つ)― はまた、この方法論と解決を繰返す。(大印章の完全な分析は番組を見てください)

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Capitol Hill 

テンプル騎士団の印章は二人の騎士が一頭の馬に跨っている姿を描いた。印章の裏は、伝説のソロモンの神殿の立っていた場所から西に数十メートルにある、エルサレムの神殿の丘の岩のドームを描いた。神殿の丘は約70年の間テンプル騎士団の本拠地であった。これが山や塚、丘、小高い場所(mountains, mounds, hills, hillocks)がテンプル騎士団とその継承者たちによって記号として使われる理由の一つである。Shooter’s Hill、Capitol Hill、Camp David、Grassy Knollの地名や、同様に、Stormont、Claremont、Piedmont、Montferrat、Montagu、Mountbatten、Montrose、Mountjoy、Montgomery、Mountstewartなどの名前を考慮して見よう。

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 テンプル騎士団の紋章


テンプル騎士団の紋章は、楯の両側に二人の薄い毛色の女天使を表す。楯、兜、ベルト(ガーター)、乙女は暗号的に姉妹同胞を指す。プロテスタントの結社と言うことになっているマークマスターメーソン(マークメーソン:マイケル・オブ・ケント王子が棟梁)は赤い十字架と双子の塔の紋章*である。塔はもう一つの女の力の源泉の記号である。アスタルテAstarteと言う女神の名前は「高い塔」を意味する。マグダラのマリアの名前はアルメニア語の「塔」を意味するマグダラから来ている。紋章の頂に王冠が見え、その王冠の最上部には宝珠と十字架が見えるが、これは金星(Venus)の占星術的記号である。この記号は至高の宝珠として知られる。それはキリスト教の記号ではない。
*ニューヨークの「双子の塔」、つまりワールドトレードセンタービルが何故テロリストにあれほど執拗に狙われたか、ここにそのヒントがあるように思う ―燈照隅コメント

王冠の上部と飾りベルト(garter)の最下部にある菖蒲の意匠は(マグダラの)マリアと嘗てマリアが首領であったその姉妹同胞を表す。王冠の中ほどの赤い帽子は式帽(the Cap of Maintenance)として知られる。これは、全ての君主と主権者は単に執事或いは代役に過ぎないことを暗示する。彼らは追放された異教の王でアクエンアテン教皇が帰還するまで支配権を維持するのである。

テンプル騎士団とマークメーソンの間の繋がりについて、次の様に書いてある:

テンプル騎士団の団員は招請でのみ集められる。候補者はメーソンの棟梁、ロイヤル・アーチ・メーソンで、キリスト教の三位一体を信じていることが求められる。テンプル騎士団はプレセプトリーと言う集会を開く。騎士団はロンドンのマークメーソンの事務所で運営される。団員はまた、マルタ騎士団に加わることも出来る」―ウィキペディア・オンライン百科事典

 

 

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 笏と主権者の宝珠を持つエリザベス一世。後者は金星とヴィーナスのカルトの占星術的記号である。公に彼らがプロテスタントであるかカトリックであるかに拘らず、彼らの家系は勿論、エジプト人、パルティア人で、メロヴィング朝なのであった。

 

 

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火あぶりにされるジャック・ド・モレー、テンプル騎士団団長

ジャック・ド・モレー、テンプル騎士団団長が1314年の13日金曜日に火刑柱の上で火あぶりにされるところ。実際には、四千人に上る騎士団の中で約五百人が捕縛され、教会当局に裁判に掛けられただけであった。大半は単に視界から消え去り、地下に潜った。ロードス島で病院騎士団に吸収された者も居たし、ポルトガルでキリスト騎士団やモンテッサ騎士団に吸収された者も居た。海賊になった者も居た一方、スペイン王室のため、ムーア人と闘った者も居た。多くが、騎士団に対する教皇の指令が効果を上げるのに緩慢なイングランドスコットランドに行った。捕獲・押収された彼らの財産は教皇とフランス王に殆ど譲渡されなかった。その殆どは、巧妙に逃れて貯め込まれたのであった。

モレーは教皇クレメンスを信頼していて彼とその同胞が捕縛されるとは信じていなかった。彼は実際に拷問と処刑をされた高々数百人のテンプル騎士団の一人に過ぎなかった。ジャコバン党として知られる悪名高き革命運動の名前は彼の名前に因んで名づけられた。このイルミナティの一派はフランス革命の混沌と大量殺戮の裏に居た。この出来事は、他の多くの歴史と同じく、テンプル騎士団イルミナティによる、この抑圧、拷問と犠牲者、それにド・モレーの判決と処刑に対する復讐の行動と見做された。デモレー・インターナショナルもまた、彼に因んで名づけられた。この結社は今日まで活動している。

テンプル騎士団が1300年代に攻撃されたとき、結社に所属した数千人の人々の中からほんの数百人が捕縛された。残りは教会と国家の強権の指導者からの逃亡者となり、完全な個人の秘密の幕の向こう側に姿を消したのである。」―サンフォード・ホルスト

「物語では、テンプル騎士団は貧困に始まったと言うことだが、エルサレム王ボードゥアン二世は彼らに古代にソロモンの神殿が築かれたという遺跡の近隣の家を与えた。ユーグ・ド・パイヤンと残りの同胞によりそれが修繕されたとき、彼らの土方仕事(発掘作業)は、値段がつけられないほどの財宝が入った鉄の小箱を発掘した。…この発見はまた、テンプル騎士団が得た富をも説明するが、それが最後にはその破滅にも繋がり…入会した騎士の三人は逃走し、長きに亙る國を跨いだ放浪の後、彼らはヘレドム山の洞窟に安住の地を得た。彼らは、同盟を結んで、自分たちの知識を授けたシッスル(Thistle)の聖アンデレ(アンドリューSt. Andrew)の騎士に助けてもらった。これを他のものから隠しながら、しかも世代を経て受け継いで行くために彼らは1340年代にメーソン結社を創立したのであった。」―A・E・ウェイト著「フリーメーソンの中のテンプル騎士団

 

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聖骸布 

誰だと思う? 聖骸布は、我々が巧妙にそう信じるように誘導されて居るところの、イエスデスマスクを描いたものだろうか? 否、これは、1314年の13日の金曜日に処刑されたテンプル騎士団長、ジャック・ド・モレーの顔である。

 

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女王エリザベス二世 

女王エリザベス二世、シッスル結社の棟梁。そのシッスル結社は嘗て14世紀に公式に禁制にされた後にテンプル騎士団の残党を守った団体である。この結社は他の騎士団や修道会と同様に、今も存在し、その力を増しつつある。(詳しくはこちら:https://infogalactic.com/info/Order_of_the_Thistle

女王は今の所謂黒い貴族の首領である。(詳しくは論説4:http://www.femaleilluminati.com/article-4.html

 

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デモレーインターナショナルの紋章 

デモレーインターナショナルの紋章。デモレーインターナショナルは、ジャック・ド・モレーに因んで名づけられたテンプル騎士団―メーソン結社である。メーソンのロッジの記章、装飾帯、壁掛け飾りに頻繁に見られるメーソンの棺テンプル騎士団の殉教者ド・モレーを指す。それはまた、ソロモン神殿の建築者であったヒラム・アビフの記号としてもだぶるのである。ありとあらゆるメーソンの神殿はソロモンの神殿を表すように設計されて居り、メーソンとテンプル(騎士団)の考えの間に繋がりはないと言うメーソンの否定には何も実体はないのである。この馬鹿げた否定はメーソンの伝統とその目的が多くの非メーソンの一匹オオカミにより充分に暴露されてきたため、多くの秘密が公衆の注目を集めるところとなり、従ってメーソンとテンプル騎士団の両方に懸念と驚きを掻き立てるために起こるものである。

前の章で述べたようにメーソンは充分且つ真にテンプル騎士団とその代理人により浸透されて来た。テンプル騎士団の伝統は、ヨーク儀式や他の手段の形でイングランドのメーソンに入り込んだ。アメリカではメーソンはテンプル騎士団風のスコットランド式、ド・モレー、コロンブス騎士団、そして他の友愛結社により支配されている。

ヨーロッパに於いてはテンプル騎士団イエズス会、マルティニスト会、大東社、厳格遵守、九姉妹ロッジ、バイエルンイルミナティ、そしてその他の同等に重要なキリスト騎士団、聖墳墓騎士団、マルタ騎士団、病院(聖ヨハネ)騎士団、聖ラザロ騎士団、モンテザ騎士団、メンフィスーミスラエム式メーソンなどの裏から工作している。完全な一覧はこれよりもっと広範である。これらの結社はどれ一つとして、普通に承認されたと言う意味でキリスト教とは考えられないのである。

メーソンの秘密の浸透は、早くも18世紀そしてそれ以前かも知れない時期から明敏な内部の人間により疑われていた。

フリーメーソンは友愛団体の中の友愛団体で ―つまり外殻の組織が内部の特権階級の同胞を隠しており…一方は見えるがもう一方は見えない。見える結社は『自由で一般から受け容れられた』人間が、倫理、教育、友愛、愛国、人道の問題に献身するために集う、素晴らしい同志愛である。見えない結社は、その構成員が…Arcanum Arcandrum(聖なる秘儀)の奉仕に献身する秘密で最も威厳のある友愛会である。」―M・P・ホール

この証拠はメーソンにより使われる記号にある。論説3で著者が示すように、テンプル騎士団の聖職者の下部結社はこれらの漸進的乗っ取りの役割をしていた。であるから我々がメーソンや疑似メーソンの記章や旗に抜いた剣や交錯する剣の絵柄を見るとき、我々はそれが敵と裏切者に対する復讐と報復の行動を意味することがわかるのである。

剣はモレーの継承者が果たそうとする復讐を表す。実際、あの悪名高きジャコバン党は、大騒乱を煽動し、イタリア青年党やカルボナリ、アイルランド人連合(ユナイテッド・アイリッシュメン)や後にIRAとして知られる悪名高きアイルランド共和主義者同盟、のような多くの他のヨーロッパの革命家や無政府主義者の原型として役立てるために、彼の継承者と信者により設立された。

兜は実は女性の記号で、パラス・アテナとしても知られる、ミネルヴァ女神の印である。青地に輪状に並んだ星が、EUの記章によく似ていることに注目しよう。三日月はイスラムではなく、月を表すものではない。それは、女神ヴィーナスを表す。

金星(ヴィーナス)は明けの明星と宵の明星として現れ、二つの相を持つ。金星(ヴィーナス)のカルト、つまり女イルミナティの聖職者や次祭(下級聖職者)は、その守護の女神を表示するために、三日月、馬、兜、前掛け、ガーター(靴下止め)、ベルト、槍、塔、赤い薔薇、赤い十字架、Gの文字、その他の記号を使う。メーソンの前掛けは、手袋のように直接テンプル騎士団から来る。テンプル騎士団は前掛けを脱ぐことを入浴時さえ禁じられた。伝えられるところではそれは彼らの「禁欲」を象徴した。然しながら、著者は寧ろ、それは彼らの儀式的(或いは時には肉体的)去勢と、秘密の姉妹同胞と守護女神ヴィーナスへの異常な献身を表す、と信じる方を取る。示唆的にオカルト仲間の間ではマグダラのマリアは、三日月の貴婦人(聖母)として知られ、昇る、そして沈む(明けの、そして宵の)金星の位置を暗示する。

 

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これ程露骨なものはなかろう。ワシントンDCの最高裁判所のフリーズ(壁上部の帯状彫刻飾り)から、我々はミネルヴァが合衆国憲法を規定する(口述させる)ところを見る。(彫刻家はウィリアム・ウェットモア・ストーリー。)彼女が兜を被っていることに注目しよう。兜は我々が通常受け止めるような男性の記号ではない。我々は女神の記号を、自由の女神から大統領執務室(オヴァル・オフィス)に至るまで、合衆国の権力の中心のあらゆるところに見出すのである。(詳しくは次のリンクへ:
https://books.google.ie/books?id=xaE-zY0jOgQC&pg=PA92&lpg=PA92&dq=goddess+minerva+dictATING+US+constitution&source=bl&ots=q8kKR9g1Bf&sig=cvyY0xGWvIAz53SUrv-Wj0-6h8U&hl=en&sa=X&ved=0ahUKEwjZu6DZ09_YAhXlDcAKHbUEBdgQ6AEITDAL#v=onepage&q&f=false

http://www.irishoriginsofcivilization.com/the-goddess-minerva.html