新コロウィルスは存在するのか、しないならワクチンは可能なのか

令和3年4月12日

本日、あるメーリングリストから次のような案内を受け取りました。

これは、日本民族にとって最大の危機であります。

そこで緊急に、標記の件について二言三言述べて見ようと思いました。

 

1. まず、所謂新コロウィルスは、メディアや一部政治家が騒ぐほど、恐ろしい病気なのか

いいえ、死亡率は若者を中心に非常に低く、また、高齢者に於ても他の既往症を持って居ない、免疫力が人並みにある方には全く死亡率はインフルエンザ並みか、それよりも低い。

 

2. 次に新コロウィルスは、本当に特定された、生きたウィルスなのか

いいえ、実は当初のチャイナの論文以外に新コロウィルスを分離特定した或いは、それを追試して確認した論文はありません。

 

3. ウィルスが存在するとして、PCR検査で感染が確認できるのか?

いいえ、PCR検査は、特定のDNAの断片をいくつか選び出し、それを新コロウィルスのものと比較することによって陽性・陰性を決めるもので、直接感染を示唆するものではありません。

更に、PCR検査は、その特定のDNAが検出されれば、それを数百万倍、最大数兆倍に複製することにより、検知をおこないますので、噂されるように、水やコーラ、パパイヤなど、全く新コロウィルスが関係しない検体でも陽性反応が出ます。
つまり、メディアや医療機関が騒ぐような、陽性者=感染者としての確立は約50分の1と言われています。従って、陽性者が百人出ても本当の感染者はそのうち二人程度です。そして、これは人為的に複製の回数を増減することで、制御できます。だから、医療機関はこの複製回数を増減することで故意にパンデミックを見せかけることが出来るのです。

 

4. ウィルスが存在しないなら、抑もワクチンは作れるのか?

いいえ、ワクチンは作れません。今のワクチンは、上記のPCR検査に引っ掛からないようにそこで検出されるDNAの破片を隠してしまうだけのものと想像されます。従って、わざわざ人間のDNAを改変してそのような、免疫反応にも逆らうようなタンパク質合成の阻害をすることで、将来、どのような病気が発生するか、或いはどのような悪影響が子孫にDNAを介して現れるか全く未知です。非常に危険です。

 

5. マスクや三密回避や行動の規制で感染は防げるのか?

いいえ、抑も感染の意味が曖昧ですし、PCR陽性者は上記のように意図的に増やすことも減らすことも出来ます。すべてが、我々の知らない処で我々の知らない責任のない人間によって制御可能なのです。

従って、マスクで感染が防げるというのは、丁度、自動車の排気ガスをマフラーに布を当てて行おうとするのと同じことで、全く関係はないどころか、却って体に(エンジンに)不調を来たします。

 

下記の案内はとてもショックでした。

宮崎正弘さんは、その国際的な知見で、私の尊敬する人だったのですが、新コロに関してこの様な頓珍漢な講演をされるとは、正直、一体何を血迷っておられるのか、一体冷静な分析の能力をお持ちなのか、疑わしく感じると共に、この様な識者ですら、まんまと引っ掛かる世界の情報源の怪しさに目の前が真っ暗になってしまいます。

 

               記

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講演会情報
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【講師】宮崎正弘(みやざきまさひろ)先生 作家・評論家
http://miyazaki.xii.jp
 昭和21年、金沢市生まれ。早稲田大学英文科中退。『日本学生新聞』編集長、雑誌『
浪漫』企画室長を経て、貿易会社を経営。1982年『もうひとつの資源戦争』で論壇へ。
著書は『「火薬庫」が連鎖爆発する断末魔の中国』『米中壊滅』『日本が危ない!一帯一
路の罠 マスコミが報道しない中国の世界戦略』『いよいよトランプが習近平を退治する』
習近平の死角』『米国衰退、中国膨張 かくも長き日本の不在』『西郷隆盛 日本人はな
ぜこの英雄が好きなのか』等250冊(共著含、2021年1月現在)。
最新刊は『バイデン大統領が世界を破滅させる』(12月発売)『こう読み直せ! 日本の歴
史』(12月発売)『「中国解体2021 日本人のための脱チャイナ入門』(10月発売)

【日時】令和3年4月24日(土)14時30分?16時30分(開場:14時)
【会場】としま区民センター7階会議室701?703 豊島区東池袋1-20-10
交通:JR・東京メトロ西武池袋線東武東上線池袋駅」東口32番出口より徒歩4分
【参加費】事前申込:2000円、当日申込:2000円、事前申込の大学生:1000円、高校生以下無料
【申込先】4月23日21時迄にメール又はFAXにて下記で受付(当日受付も可)
      FAX:0866-92-3551  E-mail:morale_meeting@yahoo.co.jp
【主催】千田会 https://sendakai.wixsite.com/home
【後援】新しい歴史教科書をつくる会 岡山県支部
【次回講演会予定】
4月25日(日) 元戦闘機パイロット 戸田眞一郎先生『熱血!“タイガー"のファントム物語』
5月22日(土) ジャーナリスト 高山正之先生独演会『高山正之の変見自在』
5月23日(日) 拓殖大学防災教育研究センター長 濱口和久先生講演『歴史は繰り返す。日本の領土問題の何が問題なのか』
【参加される皆様へお願い事項】必ずマスクを持参し、ご着用して頂きます様お願い申し上げます。
発熱などの症状がある方は来場をご遠慮ください。
予防的な観点を熟慮し、マスクの正しい着用、手指消毒・衛生的手洗いなど十分な対策を各自で行って下さい。
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ワクチン接種を大幅に加速せよ

3月22日の筆者の主張は緊急事態宣言解除は危険すぎるというものだった。やはりこの
ような宣言解除は気の緩みを生じさせ感染爆発を誘発しかねないと思う。特に大阪や兵庫
では感染爆発が始まったのではないか。変異株の増加で全国的な感染爆発が始まる可能性
があり、その場合1日の新規感染者が1万人を大きく超え、助かる命を助けられないとい
う悲惨な状況になり、オリンピックの開催が脅かされる。現状は未曾有の大災害の前夜と
言うべきではないだろうか。

この状況を脱する唯一の方法はワクチン接種を加速することだ。米国や英国はそれに成功
し新規感染者は激減している。ワクチンが足りないと言うが、ファイザー社製ワクチンは
6月までに1億回分、モルデナは6月までに4000万回分、それアストラゼネカ製ワ
クチンも日本国内で生産している。これだけの回数の接種が6月までに進めば、新規感染
者は激減するし、飲食店や旅行業者などの経営も一挙に改善してくる。しかし現実にはワ
クチンがあっても注射できる人が足りなくて接種が進まないという深刻な問題が立ちはだ
かる。米国や英国はワクチン接種を加速させ大成功を収めているのを見倣うべきだ。今は
経験したことがない国家の非常時であり、政治家が本気になれば何千人、あるいは何万人
もの命を助けることができるし経済の急回復も可能だ。

まずモデルナ製ワクチンやアストラゼネカ製ワクチンを直ちに承認すべきだ。
モルデナ製ワクチンは発症予防効果は94%、イギリス型変異株に対しても同程度の効果
があるとの臨床結果が出ている。しかも接種してから半年後も抗体が持続うる可能性があ
ることが明らかになっている。治験は約3万人の参加者の5%(つまり1500人)がア
ジア人だった。政府は承認するかどうか見極めるため今から武田薬品が200人の被験者
を集め独自の治験を行うという。モデルナワクチンはすでに43カ国が承認している。
すべての種類のコロナワクチンの接種状況では接種回数が世界163カ国・地域で累計7
億1100万回を超えている(21年4月9日現在)。海外に住む日本人も多く、多数の
日本人が接種を受けているだろう。ワクチンの効果は完璧と言うしかないし副反応も僅か
だ。このような状況で武田薬品の行う200人の治験がどれだけ意味を持つだろうか。こ
こは200人の治験結果の前に緊急の特例承認を行い接種を始めるべきではないか。もし
承認が下りればモルデナワクチンは6月までに4000万回分、9月までに1000万回
分が供給される。

次にやるべきは、注射ができる機会を飛躍的に増やす事だ。米国や英国の例を見本とすべ
きだ。例えば薬局で打てるようにする。医学生看護学校の生徒、更に一般からアルバイ
トを大規模に雇って注射の訓練をした後ワクチンの注射をさせるとよい。様々な規則に縛
られてこのような大胆な試みは、やりにくいのが日本の実情だ。しかし変異株の猛威で1
日の新規感染者が数万人に達する可能性があり、そうなれば医療が崩壊する。是非検討し
て欲しい、ここで提案する緊急対策をした場合のメリットとディメリットの比較だ。膨大
な数の命を救うし経済回復のメリットは極めて大きい。それに比べディメリットは果たし
てどれだけあるのか。武田薬品の行う200人の治験を待たずに緊急承認する危険は極め
て少ない。注射ができる人の範囲を広げたらどうなるか。未熟な注射技術のお陰で死亡す
る人が本当にいるだろうか。注射はそんなに難しくないように思える。

マスク会食やアクリル板の設置など様々な対策だけで変異株の猛威は止められない。ここ
はワクチンの接種を超特急で行うことで対応すべきだろう