猶太と世界戰爭(新仮名)18

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第二章 猶太と世界戦争(続き)

四、世界大戦へと駆り立てるもの(昭和16年2月8日)

日支事変の当初以来少数の憂國の士が声を嗄(か)らして、日支事変とは本質的に見て日猶事変であることを強調し、以て朝野の正当な認識を要求して来たにも拘らず、永年の猶太の宣伝と猶太的強要に災(わざわい)せられた朝野の自由主義者達は殆どその警告に耳を貸そうとしない許りか、却ってそれをナチス独逸の模倣であるかの如くにさえ見做して、自己の猶太性を反省することを肯(がえ)んじない(聞き入れない)のである。これは我が國における猶太戦術の成功の証左であって、英米を除く欧州が既に次第に猶太支配を脱しつつあるにも拘らず、猶太独裁下にある英米の宣伝下にあるわが國の自由主義インテリ層は、今なお独伊が第一次世界大戦の前後にあったのと同じ状態に彷徨して(さまよって)いる。そして猶太問題の認識に関する日本朝野のこの落伍は、猶太に取っては尤も好都合の状況であって、第二次世界大戦の危機の原因も正にこの点にあると言っても、さまで(そこまで)言い過ぎではないのである。それ故に我々は先ずこの一小論の冒頭に当って、多くの場合に故意的であるかに見える日本朝野の猶太問題に関する認識不足の最近の一例を拾って考えて見ることにしよう。

それは、最近のわが國の読書界を賑(にぎ)わしているフランス系猶太人モーロアの「フランス敗れたり」の場合である。出版社も訳者も金儲けの仕事であろうから深く咎めないとしても、その著の推薦者が、その猶太的教養のために猶太の宣伝にのみ敏感なインテリ階級の者である許りでなく、最近その性格を諸方面より疑われている所謂新体制派の重要なるポストにある者等であるに至っては、日本的日本人は決して黙視していることは出来ないのである。幾千年来裏切・嘘・搾取・殺戮をエホバの神命として実行し来った猶太は、このモーロアの場合にもフランスの真の敗因を隠蔽して、浮薄(ふはく:浅はかで軽薄)にしてセンチメンタルな自由主義インテリ層の理解の適する如き事情のみを拾い上げ、その点のみを強調して自己の罪業を抹殺し去ろうとしている。それ故にその所説は、事実の点では嘘でない要素を含んでいるにもせよ、最も根幹的な事実を抹殺している点から言えば、全体としてはこれより大きな嘘はないのである。然らばこの場合に何が隠蔽され抹殺されているかと言うに、フランスの敗因の最大なるものが猶太の専横に対するフランス人の反感であり、猶太の指令下にあるフリイ・メイスン秘密結社の社会的独裁に依るフランス人心の委縮であったという事実である。その他混血に依る民族的資質の低下等の原因も加わっていたであろうが、何と言っても最大の敗因は上述の二つなのであって、猶太の専横の事実は、財界におけるロスチャイルド一家を始めとする猶太独裁のことは論外とするにしても、なお人民戦線政府首相ブルム、永年の植民相マンデル、前文相ジャン・ゼーの悪業のみを数えても充分明瞭であろう。ブルムの如きは、百万長者でありながらも社会党を率いることによって純フランス人を搾取することを企てて来た許りでなく、フランス人を性的に腐敗させるためにはわが國に於ても発禁となった「幸福論」をさえ書いたのであるし、マンデルは、その植民相時代にフランスの植民地を事実上の猶太植民地とし、日支事変下の我々として未だ記憶に新たな仏印経由の重慶援助を敢行した許りか、敗北フランスの最後のレイノー内閣にあっては内相の地位に据(すわ)って、愛國フランス人を無数に投獄又は虐殺することによってフランスが猶太独裁を逃れて独伊に呼応しようとするのを防ごうとしたのである。ジャン・ゼーは教育の猶太化に依ってフランスを永久に骨抜きにして猶太独裁の基礎を固めようとしたのであるが、そのフランス國旗を嘲罵(ちょうば:あざけりののしること)し呪詛した詩に依ってフランス愛國陣営の憤激を買っていたのである。なお敗因の第二の原因として数えられた秘密結社に関しては、その歴史乃至性格に関しては今は叙述する紙面を持たないが、それが猶太の世界政策の機関であることは現在では世界の常識であるから、ここにはそのフランスに於ける代表者の名を多少挙げることで満足しよう。即ち多少過去に遡るならば、ポアンカレ、ブリアン等の大統領又は首相があり、近来ではショータン、サロー、ダラジエ、レイノー等何れもそうでないものはないのである。大臣級に至っては、猶太人に非ずんば秘密結社員であったというのであるから、今更名を挙げる暇はない。かくて欧亜黒色混血の異民族猶太の独裁下にあったフランス人は、欧州民族である独逸軍を敵とは見ず、寧ろ解放者として迎えたい衝動に駆られたのであって、この心理的の動きを知る事なしには、如何に装備の点では劣弱であったとは言え、幾十万の軍隊がかくも容易に独逸の軍門に降るということは不可能でなくてはならぬ。殊にこの後ペタン政府が國内改革の第一として先ず猶太人を公的地位から退け、フリイ・メイスン秘密結社を断乎として解散し、昨年十一月以来その暴露的展覧会をパリに開いて喝采を博しているのみか、前述のブルム、マンデル、レイノー、ダラジエのみならず、精神分析猶太人フロイド、独逸系逃亡猶太人ステファン・ツヴァイク、エミル・ルードヴィヒ、十九世紀に遡ってはハイネに到る迄を発禁にしている事情も、上述のフランス人の心理を実証しているのである。そしてこれを独逸の強要であると言うのは、猶太崇拝が不治の病となった盲目者流のみの場合である。

勿論かく言っても、我々は敗戦の罪の全部を猶太と秘密結社とに帰する者ではないのであって、フランス朝野が久しく猶太のかかる専制を許し続けていた無気力さに大きな不満を感ずるのであるが、しかし幾千年に亘って裏切・嘘・搾取・殺戮を神命として来た猶太の巧妙なる侵略戦術を思う時、深き同情を感じないでは居られぬのである。殊にモーロアの著作の如きがわが國の朝野に無批判に読まれていることを顧みる時、敗北フランスの思想界が我々に取っても単に外國のそれであるとは感じられないのである。猶太人に取っては、その在籍國そのものが自己に利をもたらし、従ってまた自己の世界支配の完成に役立つ場合には、それを愛する如く装うのであるが、その見込の失なわれる場合には、昨日までの表面上の祖國をも今日は敵國として少しも良心に痛みを感じないのが常であって、敗戦を待つ迄もなく「祖國」フランスを捨てて米國に逃避した「フランス軍人」モーロアの行動も、決して例外ではないのである。これは最近に於て英國系上海猶太人の多くが、英本國の敗色を見て逸早く米國に國籍を移しつつあるのと揆(き)を同じくしている。それ故にもしわが國の朝野にして真に欧州新秩序を目指す独伊との同盟に忠実であろうと欲するのであるならば、モーロアの如き者の著作に対しては必ず十分の批判を以て臨まなくてはならない。然るに残念ながら日本に於ける猶太認識は、敗戦フランスに於けるインテリ層のそれと同一程度であり、前世界大戦に於ける敗戦独逸のインテリ層のそれとも同一傾向であって、事変下(開戦後)数年の今になってもなお日本の対支出兵の全部を××主義とする東亜連盟論乃至國境抹殺の悪平等主義の東亜共同体論の如き秘密結社的敗戦主義乃至猶太的超國家主義が横行する余地のある事さえ、丁度敗戦仏独の当時と同一の様相を示しているのである。

時局便乗の赤色乃至桃色主義者が偽装して皇道主義又は國體(国体)科学等の名の下に横行しているわが國の現状が、上述の猶太認識の劣弱さに大いに起因することは、赤色乃至桃色主義の総本山が猶太であることから推察されるであろうが、なおこの猶太認識の不足に由来する驚くべき他の錯覚の例が、これまた現在のわが國の重要識者層にある人に於て見られるに至っては、緊迫した現下の世界情勢の真只中に東亜乃至世界新秩序に邁進しつつあるわが國としては誠に心細い限りであると言われねばならない。即ち、最近の米國の対日侵略攻勢を衝いてアングロ・サクソン民族のみの野望であるとする如き主張がそれである。これは現在の米國の真の支配者が何者であるかに対する認識不足から来るのであって、討英の場合ならば或いは表面的にかく主張することも適切であろうが、本来欧州各國人の寄合世帯であり、また多くの黒人のみならず、五百万の猶太人をも含有する米國に対しては、たとえアングロ・サクソンが数に於て優勢であるとしても、かの野望をアングロ・サクソンのみに帰することは適切ではないであろう。殊に今では世界の常識である通りに、デモクラシー國の真の主人は猶太人であり、米國もまた例外でないことを知る場合には、かかる言説は由々しき不公正でもあるのである。そしてもし万一にもこの場合のかかる言説が単なる認識不足に基くものではなくて、米國に於ける猶太人の支配的地位を認識した上での故意的猶太迎合であるとすれば、これこそ石油と鐡とのために猶太に節操と信義とを売るものであって、皇國の民としてはこれに過ぎる恥辱はないのである。然もこの後の場合もまた猶太の本質に対する無智から来るのであって、この民族幾千年の罪業史が明示している通りに、猶太は相手が劣弱であることを見れば、それに依って必ず軽蔑と虐待とを増して来るのである。民族神エホバの数十五を形成する一九一四年(1914=15)に第一次世界大戦を惹起(じゃっき)せしめて味を占めた猶太が、同じ数を形成する一九四一年(1941=15)に何を目論んでいるかを洞察する精神力なしに外交をすることは、子供の火弄(いじ)り(火遊び)以上に危険である。防共協定が防猶協定であることを知らなかったが為にそれを空文化した過去の苦い経験を忘れて、日独伊同盟もまたその真の意味に於ては防猶同盟である事を知らぬならば、それもまた或いは空念仏に終るかも知れないのである。

然らば最近の日米間の危機の真因は何であるかというのに、これまた猶太の世界支配計画の一翼をなすところの猶太の東洋攻略策の結果であるに過ぎない。即ち猶太に取っては、自己の独裁下にある英米を足場として、未だ完全に自己の支配下に入っていない東洋を攻略し、既にその支配下に置いたと確信した欧州が独伊の台頭に依って自己の支配を脱しようとするかに見える状勢を有利に転回させるか、或いは少なくとも欧州を喪失する代償として東洋を自己の勢力下に置きたいのである。それ故にこの為には、フランスに於けると同じく猶太的フリイ・メイスン結社の勢力を用いて、米國人を戦場へ駆り立てようとし、或いはかの秘密結社員のみで形成されている重慶政府を援助して、猶太とこの結社との年来の予定である第二次世界戦争を勃発させ、以て猶太の世界支配を完成しようとしているのである。

かくて現在の米國が如何なる程度に猶太独裁の下にあるかを述べるべき順序となったが、紙面の都合で極めて簡単に記述しなくてはならないのは残念である。先ずウォール・ストリートが完全に猶太支配下にあり、軍事工業もまた然りであることは、英仏等と同様である許りか、新聞・ラジオ・映画等もまた然りであるが、特に我々の注目に値するのは、秘密結社の高級会員ルーズヴェルトを取巻く者が猶太女を細君とするハル外相を除いては大部分猶太人であることである。これは既にウィルソン大統領時代から然りであって、ジュー・ディールと称せられるニュー・ディールも発案実行共に猶太の手でなされたのである。ジョンソン将軍に依ってアメリカの最有力と称せられる高等法院判事フランクフルター、実力上の大統領と称せられるバルーク、ウォール街猶太人の多くと姻戚関係にあるモーゲンソー財務長官、女労働大臣として各種労働組合の指導者であるパーキンス等の名は、それだけで既に米國の猶太支配の実状を語るに足るのである。ルーズヴェルト大統領の親戚の者で、彼の政府に反抗する者は必ず不慮の死を招くこと多くの実例を以て証明している者さえあるのである。ニューヨーク州知事もニューヨーク市長も猶太人であることは言うまでもないし、また世界的に強力な権限を有する猶太法師ワイズも米國に居住している。

以上の米國の実状を知る時、かの猶太の世界戦争への計画がどうして実現の可能性がないと言い得ようか。

ここに於て我々は急ぎ筆を転じて、今回の欧州戦争の裏面の意義を明らかにし、それもまた日支事件が日猶事件であるのに照応して、単なる独英・伊英戦争ではなく、結局は独猶、伊猶戦争であることを述べて見たいと思う。

勿論かく言っても、今回の欧州戦争の意味が独伊対猶太の戦争であることで全部盡されるというのではないが、しかし英國の真の主人が、國際猶太人であり、またクロムウェル以来の猶太との密接な関係からして血液的にも猶太化している英國貴族階級であり、更にまたかの英國を中枢とする処のフリイ・メイスン秘密結社であることを知るならば、今回の戦争の意味はこれ以上の説明を俟たないでも明瞭であろう。然しこれは、ヒットラー総統が口を開く毎に指摘している事実であるが、猶太問題に関する認識のない日本通信員の手にかかる時には、英國の國情のみならずヒットラー総統が特に強調している事までもが、多くの場合に不明になってしまっている。とにかく今回の欧州戦では、独伊の勢力の及ぶ所からは猶太勢力は容赦なく退却させられているのであるが、それが独伊の占領区域に於ては、その國人の熱心な支援を受けているので、単に前述の如きフランスの場合のみならず、例えばベルギー或いはルーマニアの場合もまた然りである。かくて既にニーチェが予言した通りに、二十世紀の欧州は、全く猶太の支配に屈するか或いは猶太の全部的撤退となるかの大変革期に到達していることが実証されつつあるのである。それ故に近来の米國の抗独狂躁と救英狂態とは、反日狂気とは意味を異にしているのであって、対日の場合には猶太の攻勢であるものが、対独伊の場合は猶太の守勢となっているのである。然してこれを経済的方面から言うならば、独逸の金本位制経済組織脱却に対する猶太の反撃に外ならない。即ち独逸の実行している如き新経済制度が次第に世界に拡大して行く時には、世界の金の七、八割とかを独占している猶太に取っては、神命に依る世界支配の資金として世界から搔き集めたこれらの金もその偉力を失ってしまうことになるので、ここにも猶太が死力を盡しても独逸と争うべき理由があるのである。ここに於て自己の軍隊を有せず、また自ら剣を取って前線に立つことを喜ばぬ猶太は、前大戦の時の英猶協定の先例を踏襲して今回もまた英猶秘密協定を結び、英國人を先ず戦線へと駆り立てたのであるが、然もその英國の形勢日に非なるのを見ては、デモクラシー擁護の名の下に今や米國人をも戦線へ駆り立てようと画策しているのである。然し前の世界大戦の苦い経験を持つ米國には、二百数十の反猶団体があると称せられる如くに、真の米國人は参戦を欲しないので、ここに猶太の代辯者であるルーズヴェルト政府の最近の狂態が生じて来ているのである。

かくて我々はここに於ても英國に於ける猶太勢力の実情に関して一言するならば、その財界・言論界・軍事工業界に於ける猶太支配が勿論である外に、政治的方面に於ても事情は米國と全く同一であることが判明する。即ち、久しい以前から好戦的煽動政治家として著名であったチャーチル内閣には、ダフ・クーパー、アメリー、ハンキー、アトリー、シンクレヤ等の猶太大臣が居る許りでなく、ウッドの如く猶太秘書を有する者、アレキサンダーの如く猶太女を妻とする者、イーデン、グリーンウット、マクドナルドの如くフリイ・メイスン秘密結社の幹部もあり、首相始め何等かの経路で猶太と婚姻関係のない者のないことは、既に前に論及した如くに英國貴族の血液の猶太化の結果としては当然であろう。そして猶太が有するブナイ・ブリス秘密結社等の如き無数の國際機関を通じて、この英國はかの米國と連絡しているのである。

ここに於て我々はなお筆を進めて、いま論及した猶太系諸國際機関の全機構を明らかにし、世界の全猶太が幾千年来の世界支配の夢の実現のためにエホバの年である一九四一年を期して世界戦争へと世界を駆り立てている実情にも論及すべきであるが、既に与えられた紙数も超過しているので、それの記述は他日を俟ちたいと思う。しかし以上の記述によっても、世界戦争へと駆り立てるものが結局に於て猶太であることは判明したであろう。

かくて東西相応じての世界新秩序の建設が、その根幹に於て如何なる方面に向ってなさるべきであるかも判明したであろうが、この際に於ける我々の覚悟と準備とは、既に充分であろうか。現在の独伊は、既に前世界大戦の前後に於て猶太禍を身を以て体験しているので、猶太と秘密結社に関する工作は徹底しているから、意識的には勿論無意識的にも内部から猶太の世界支配に協力する者はないのであるが、わが日本は果してこの点に於て安心すべき状態にあるであろうか。マルクス主義を始めとする猶太系思想に対する対策を怠った結果は、事変後幾年にして未だ國内は思想的に混乱を極めているかに見える。そしてこの際になお我々をして絶望せしめないのは、わが國體(国体)の偉力が最悪の場合にも我々を破滅から救うであろうという希望があるからである。切に有識者の反省と覚悟とを要請する。(一六・二・八)