隠されたホロコースト1

2009年7月8日投稿

ユースタス・マリンズ(Eustace Mullins)

 

ユースタス・マリンズは米国空軍の退役軍人であり、第二次世界大戦中に38か月の実兵役にも就いた。バージニア出身で、ワシントン&リー大学、ニューヨーク大学オハイオ大学、ノースダコタ大学、メキシコのサンミゲルデアジェンデの美術学校、ワシントンD.C.にある近代美術学院(Institute of Contemporary Arts)で教育を受けた。

 

隠されたホロコースト

 

無神論共産主義の強大な大群によるこれまでの文明の荒廃は、共産主義者達による、非ユダヤ人社会と政治組織の計画的な壊滅と同様に19世紀に世界でその破壊を始めた。それは世界の多くの地域で何百万人ものキリスト教徒の犠牲者の信じられないほどの苦痛と死、という結果をもたらした。

しかし、これらのキリスト教徒の犠牲者が墓に横たわる中で、苦しみもしていない未知の新しい階層の国際市民(マルクス主義テロの創始者)が、自分たちこそ過去150年で苦しみに耐えた唯一の「犠牲者」であると公言している。彼らは世界に向かって自分たちの爲に嘆き悲しめ、と命ずるのである。何故なら、彼らこそ世界を支配して居るからだ。

これらの恐怖の前触れは「難民」であると主張しており、それは自分たちの国を持っていなかった故であるが、彼らは世界のあらゆる地方の文明社会に二千年に亙って寄生し、あらゆる機会に病気と死をもたらした。

彼らは難民としてではなく、最終的な勝利者として破壊された国から次々と現れ、その略奪品を運び去り、別の宿主国に至るまで自分たちが造り自分たちだけが辿る方法を知る港をそそくさと過ぎ去って行くのだ。

彼らは、中世の腺ペスト(彼らが広めたと非難される感染症)のような酷い汚染や、新しい宿主国で急速に広がり被害者になるすべての人々を倒す伝染病も一緒にもたらす。このペストは世界共産主義であり、その知られている保菌者、下水道を通ってあらゆる文明の場所への道を見いだす毛皮を纏ったゴミ漁り達、それが、国際ユダヤ人である。

 

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ペスト

私たちはユダヤ人のためだけに泣く(嘆き悲しむ)ように求められ、過去150年の何百万人もの実際の世界テロの犠牲者を無視するように求められている。それは、ただ単にこれらの無数の国際共産主義テロの犠牲者を追悼するために世界がその問題を脇に置いてしまうかもしれない恐怖ばかりでなく、これらの罪のない人々、そのほとんどが婦女子の悲劇的な運命である恐怖でもあり、この血まみれの記録を黙殺するのに耐えられないほどの恐怖の年代記で、今日生きているすべての人にとって恐ろしい意味合いの強烈な衝撃から心が張り裂けるような悲劇の一つである。

 

1848年にカール・マルクス共産党宣言を発表した直後の国際金融の最初の犠牲者の一つが、アメリカ南部の文明であった。白人移民はその敵対的な領土から優雅な文化を創造する手段を奪い取ったが、それは新共和国のより粗野でより無学な部分が賞賛に呆れて口をあけることしかできなかった文化で、その賞賛はすぐに羨望になり、それから憎しみに変わったのである。

 

この憎しみはアメリカ南部に軍隊をもたらし、それと共に当時知られていなかった、すべての文明化された人々に対する憎しみと殲滅政策を浴びせようと決意した最初の共産主義全体主義者のテロリストを運んできたのである。

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南北戦争アメリカのユダヤ ~バートラム・W・コーン

南部の人々は、残念なことに、最初の犠牲者となってしまった。征服された南部には軍事政権が打ち立てられ、無神論共産主義全体主義的概念のみによって運営され、裁判所は戒厳令の下で機能していた。 南部の人々は憲法を奪われ、財産の権利や存在に対する権利さえ奪われた。

彼らの家は燃やされ、略奪され、女性と子供しか居なかった(家庭の)財産を強姦し略奪するために野蛮な大群が解き放たれた。 これらの南部人の相続する権利、それ(を守るの)はまだこの国の法律の下で彼らの義務であったが、その権利を否定するために、連邦判事、連邦裁判所、および連邦刑務所に特徴づけられた残忍な恐怖の統治が、合衆国で初めてこれらの州に打ち立てられたのである。これらの蹂躙する行為に抗議する勇気ある南部の愛国者の中で、その場で処刑されなかった人々を収容するため、連邦の異常な収容所が用意された。

 

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カーペットバッガー(戦争・戦後利得者)

ニューヨークから、ユダヤ人の戦後処理利得者、リーマン[1]、バルーク[2]、およびロスチャイルドなどの特別の遣いが、南軍軍人の未亡人や孤児から遺された貯金、所有物、そしてその荒廃した土地を略奪する爲にやって来た。南部の軍事復興は占領地帯であり、敗戦した南部人が最後の財産を奪われるまで民主的な手続きは許可されなかったため、「連邦」の権力は絶対的であった。貧しい生存者は、残されたどんな惨めな手段ででも生計を立てることを余儀なくされた。

ヨーロッパでも、文明諸國は19世紀を通じて継続的な戦争と革命に悩まされ、結果として何百万ものキリスト教難民が生じた。近代の歴史は1815年のウィーン会議から始まるが、その時ユダヤ人がゲットーから解き放たれ、1775年から1812年までの戦争の扇動と資金調達を通じてロスチャイルドによって蓄積された黄金の流れを以て、新しく獲得した富を使って、確立されたヨーロッパの政府を破壊し、更に彼らの恐ろしい破滅への地滑りに動き出したのである。

 

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欧州の分割

彼らの犠牲者はユダヤ人の猛攻撃の前に無力だった。なぜなら、彼らはキリスト教徒であり仲間への愛が世界の問題を(良い方向に)動かすと信じていたからである。 そして、悪魔がその民を通じて介入するまでは確かにそうなのである。 キリスト教徒には、そのような血に飢えた野蛮人が文明化された人々の間に存在することが出来るとはとても信じられなかった。

或いは人類に対するキリストの愛の宗教を信じているキリスト教徒が、神のあらゆる被造物に対してユダヤ人の抱く強烈な憎しみを理解できなかったし、それ自体、文明化された人間の考え及ぶ範囲を超えていた。[上記のウィーン会議はロマノフ王家によって可能になったこと、しかも著者が現在伝えるロシアのドイツ貴族は、ロシアにとって、また人類一般にとっても非常な恵みであったことをどうか心に留めておいてほしい]

 

[1] Lehmansニューヨークの実業家・銀行家・慈善家一家。メイヤー、ヘンリー、エマヌエルの三兄弟でリーマン兄弟社を設立した。2008年に自己破産したこの財閥で有名である。また、メイヤーの息子アーサーと結婚した米國の銅鉱山王(Adolph Lewisohnアドルフ・レヴィゾーン又はルイソン)の娘アデルも一家の一員として有名である。全員ドイツからの移民ユダヤ人である。

[2] Baruchs南軍で従軍した医師のSimon Baruch の事と思われる。ドイツからの移民ユダヤ人。Simon の息子が有名なバーナード・マネス・バルークである。

 

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