ディープステートについての考察00

~Jeremy Stone 「ディープステートの歴史」を読んで~

ディープステートの定義

「『ディープステート』と言う用語は、内部にある異国であり、独立して機能し、我々の主権の存する「国民国家」に真っ向から反する政府と言う意味である。この種の「影の政府」は内部にあってしかも異国人なのである。何故ならその構成員はほぼすべての合衆国政府部署の中で現に機能しており、彼らは異国人なのは、彼らが以前の政権から埋め込まれた間諜活動をし、そもそもが我々の国家を弱体化する試みの中で敵対する外国政府に引き入れられ、究極の目標は我々の国民国家を世界唯一の共産主義国家に入れ替える事だからである。」

                        ―ジェレミー・ストーン

と、ストーン氏はその著書の中で述べています。果たしてそのような概念・団体が実際に存在可能なのでしょうか? 

端的に、答えは「可能なのです。」

では、そいつらは、どのようにして自分たちの指令をその「国民」に伝えるのか?どのようにして「国民」を教育するのか?どのようにしてその「国民」を律するのか? と言う疑問が直ぐに浮かんでくると思います。この答えは、意外にも簡単で、国家の仕組みのある部分を抑えれば、相当程度に自動的に出来るものなのです。

この時点で、「貴様はとんでもない陰謀論者だ。そのような組織的な実体のないものがこの社会に存在できるはずがない。」と思われるようでしたら、ここから先は、幻想の世界ですので、お読みにならずにお幸せに目覚めることなく、お過ごしください。

ディープステートの構成要素

 WGIP(戦争贖罪意識情報工作)に目覚めた日本人なら上述の謎掛けの殆どは答えが分かってしまったと思われます。

ここで、仲の良い家族が居たとします。祖父母は優しく、父は厳しいが常に家族のことを第一に考え、家族の安全を慮っています。そして、母は良妻賢母で、子供たちと家の面倒を毎日こまめに見ています。子供たちも祖父母を尊敬し、父母の言うことをよく聞き、学業を一生懸命修めています。

そして、貴方はこの家族を隣人としていつも羨ましく妬ましく思っているのです。

貴方はこの家族を壊す為に、どの様な陰謀を企てるでしょうか?

これは、既に日本が戦後、アメリ共産党によって為されたことですので、今更考えるまでもないことですので、次に挙げましょう。

・祖父母を貶める。(天皇陛下の所謂「人間宣言」ですね。)

・父を貶める。(実は親爺さんは戦争で罪もない無抵抗の人を殺した人殺しだ、と子供に吹聴する - 「南京大虐殺」ですね。)

・母を貶める。(奥さんの身持ちについて不審があると、ご主人にそれとなく仄かす - 「慰安婦問題」ですね。)

・子供を騙す。(学校で習っていることは嘘だ、と言いくるめる - 「教科書の墨塗り」ですね。)

・子供を唆しておカネを貸し与え、それをネタに恐喝する。或いは、儲け話を吹っ掛けて父母を破産に追い込み、おカネを貸す。(戦後の賠償問題と世界銀行IMF による日本への投資ですね。)

・自分の意を受けた他人をその家族の家に下宿させる。(移民政策ですね。所謂「第三国人」の特権を与えて朝鮮人を暴れさせた政策ですね。)

そして、これらを絶対に忘れないようにそれを制度化するのです - 日本国憲法教育基本法東京裁判GHQ による報道検閲・焚書、外国人反国家勢力の潜入ですね。

 つまり、構成要素とは、

・國體の弱体化(米國の場合、特に憲法の死文化或いは曲解となりますね)

・司法の乗っ取り

・教育の乗っ取り

・メディアの乗っ取り

・経済の(外国人による)乗っ取り

・外国人反国家勢力の潜入

これらが入り乱れて構成されているのが、つまり、ディープステートなのです。

 

では、次回からこの様な仕組みがどの様にして成立し、それが、どの様にして國を乗っ取って来たかについて、私なりにこの本から理解したことを引用しながら述べていきたいと思います。

なお、この連載は、毎日、と言う訳には参りません。一週間に1~2度になると思いますが、是非、読んでいただければ幸甚に存じます。宜しくお願い申し上げます。

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