萬燈行

【萬燈行】安岡正篤

内外の状況を深思しましょう
このままで往けば、日本は自滅するほかはありません
我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか
我々が何とかするほか無いのです
我々は日本を易えることが出来ます
暗黒を嘆くより、一燈を点けましょう
我々はまず我々の周囲の暗(やみ)を照す一燈になりましょう
手のとどく限り、至る所に燈明を供えましょう
一人一燈なれば、萬人萬燈です
日本はたちまち明るくなりましょう
これ我々の萬燈行であります
互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか

 

読み終えて詠める一首:

うつせみの(空蝉の)

あすをもしれぬ(明日をも知れぬ)

 ほのあかり(仄燈)

ひとすみてらし(一隅照らし)

ゑひもせすゆかむ(酔ひもせず往かむ)

 

と言う事で、私のブログには日々考えたこと、日本・日本人への提言、私の地味な愛國活動を綴ることとします。