世界の猶太人網

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)28(完)

2. 無線電信と猶太人 次に掲げたのは「ロイド・ジョージとマルコーニ事件」という表題の下に、1921年6月23日ヴィエイエ・フランス誌に掲載されたものである。今此れを摘録したのは、英國の大政治家ロイド・ジョージの人物を論評しようというのではない、此の…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)27

付録参考 1. ドイツ人の猶太問題に対する態度 次に掲げた二文は、ドイツ國ライプツィヒのハンメル出版部が、フォードの「インターナショナルジュウ」を独訳出版するに当たって、その巻頭に載せた序文である。之に依ってドイツ人の猶太問題に対する態度と本論…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)26

外交の秘密を握る 猶太國民は他國民の総ての秘密を知る唯一の國民である。凡そ如何なる國民と雖も猶太人程他國民の秘密を握る國民はなく、又猶太人程長く他國民の秘密を保つ國民はない。元よりインターナショナルの猶太人が、他國民の秘密を能く知って居るこ…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)25

12. シオンの議定書一部の実現 文学的珍書か 第一議定に曰く「あらゆる政権の動揺して居る現代に於て、我が政権は最も優越無敵なものであろう、何故ならば我が政権は如何なる奸策と雖も之を侵蝕することが出来ない程強固なものになる迄は、人目に匿(隠)れ…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)24

全猶太人の一致 最近或る著名なる雑誌が「猶太人は公的生活の各仕事に於て有力者となって居る」という事実に準拠して、支配的地位にある猶太人達が、共通の世界綱領中に存在して居ることは不可能のことであると説明したことがあった。資本家、労働組合其の他…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)23

理論と約束 これ等の議定書のうちに記されてある所の、人間の本質に関する猶太人の評価に基づいて、人間社会を粉砕することは一茶飯事に過ぎないことである。即ち其の評価に曰く「単に約束を実行と思惟するのは人間の天性である」と。幾世紀を通じ人間を左右…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)22

11. 非猶太人の人間性に関する猶太人の見解 「予は現在および未来に於ける我が行動のプログラムを陳述したる後、諸君にこれ等の学説の根拠を講演しよう」(シオン議定書第十六議定) 「予が今日迄諸君に報告した所の全体に亘って、予は近き将来に於て將に来…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)21

10. シオンの議定書に対する観察 シオンの議定書と猶太思想 今日猶太人の世界的支配の勢力について、その実行能力と言うよりも寧ろその理論に於て世人が多大の興味を有し、最も人口に膾炙(かいしゃ、もてはやされる)して居るものは「シオン賢者の議定書」…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)20

二つの先入主 モニター紙は偏見のないよう注意すると共に、証明の法則を蔑視しない様に戒めて居る。併しながら困難なことは、偏見は証明に対する蔑視よりも事実に対する蔑視より発生する方が多く、偏見の大部分は事実に反抗して存在して居るものであって、事…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)19

9. 猶太人の世界支配の歴史的基礎 『吾人は一民族 -一國民なり…若し吾人にして下落すれば革命的無産者となり革命派の下士官たらん。若し吾人にして向上すれば吾人の有する金と言う恐るべき権力も亦向上せん』(テオドル・ヘルツル著「猶太人の國家」五頁、…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)18

シオンの議定書の出現 それは兎に角として、1920年6月25日のアメリカン・ヘブリウ(American Hebrew)と言う新聞に、ヘルマン・ベルンスタインは、次の様な記事を掲げて居る。 約一年前のことである、司法省の一代表が予にニルス(Nilus)教授の著述になる「…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)17

破壊思想の資金 現今猶太人の思想を代表する爲ではなくして、非猶太人の思想を左右すべき唯一の目的の爲に派遣されて居る少数の代表宣伝家以外には、何人と雖も到る処社会的及び経済的に破壊作用を営む分子が、猶太人の関係者によって指導されており、且つ資…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)16

8. 猶太世界征服綱領の存在如何 猶太人の反駁 反猶太的気分に対する猶太人の反駁と言う反駁書の中には、何れにも三つの原因が挙げられて居る、即ち宗派的の偏見、経済的の嫉妬及び社会的の反感の三つであって、而も此の原因なるものは三つより多く挙げられて…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)15

7. アーサー・ブリスベーン氏の猶太人援助 『汝等は何を饒舌しつつあるか、吾等が全世界の新聞を其の掌中に収めざる間は、汝等の総ての努力は徒労に過ぎない。我等は民衆を眩惑し且つ欺瞞せんが爲、全世界の新聞を支配し吾人の勢力下に置かねばならぬ。』(…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)14

6. 言論雑誌界に猶太問題の出現 『我が広汎なる計画は、既に吾人の憧憬する地点に近づきつつあるが、之に向かって非猶太人の各政府を敢て動かしていくためには、所謂大國の出版物の援助により、密に吾人の製造した輿論を以てしなければならない。極めて少数…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)13

三 反猶太主義は米國に生ぜんとす(生じようとしている) 扨て米国に於てアンチセミティズムは以上の中如何なる形をとって現われて来るのであろうか、兎に角猶太人の大衆を排斥する様な形式を取らないことだけは確実であって、寧ろ群衆行動は却って猶太人自…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)12

二 反猶太主義(アンティセミティズム)の程度 反猶太主義(アンティセミティズム)が、各種の時代に於て人類の大部のものを不安に陥らせ、冷静なる理性を失わしめ純真なる性格を傷つけたということは疑いのない所である。斯の如くアンチセミティズムが相当…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)11

5. 反猶太主義は合衆國に実現するや否や 猶太問題に対する猶太人の宣伝 米國及びその他何處の國に於ても、猶太問題を論じ之を公表するものは、反猶太主義者として非難され、猶太人虐待者として蔑視されることを十分覚悟しなければならない。そして國民の援助…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)10

種族と宗教との問題 然るに欧米に於て特に猶太人なる名称の下に彼等が論議されるとき、一部の新しき猶太人の中には、猶太人は唯宗教上に於て他の人種と異なるだけで、他は同一である、と之を否定するものがある。例えば新聞等に猶太人が犯罪したことを掲載す…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)09

4. 猶太問題の意義と事実 日本における真面目なる猶太研究 今日までわが日本には、親猶太主義も反猶太主義も勿論猶太問題もなかった。然るに世界大戦は急に猶太勢力を倍加し、これまで内面的に行われた其の國際的活動は自ら暴露され隠然包蔵された其の潜勢力…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)08

独立戦争におけるハイム・ソロモン ジョージ・ワシントンの時代にはアメリカに約四千人の猶太人が居ったが、その大部は皆工面の良い貿易者であった。北アメリカ植民地が英國に対して独立戦争を開始したとき猶太人の大部分はアメリカに加担した。ハイム・サロ…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)07

3. 合衆國に於ける猶太人の歴史 猶太人と経済生活 今アメリカ合衆國に於ける猶太人の歴史を述べるに当たって先ずその概念を得る為、ウァーナー・ゾムバルト(Werner Sombart)の「猶太人と経済生活」を摘録してその主張を見ようと思う。ゾムバルトは該書の38…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)06

政府の頭上に策動する猶太人 右の如く猶太人が一方には多数の國民の脚下に作用して居ったが、又一方には更に高級猶太人は政府の頭上に策動して居ったのである。即ちベートマン(Bethmann)政府の顧問の顔触れは、次の様な猶太人達であった。即ち大海運業者猶…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)05

2. 猶太人に対する独逸の反動 独逸國民の疾患 古き昔に於ては病気になるとこれを隠匿し、羞恥と秘密の幕で病気を掩(おお)わねばならないと信じられて居った。併し今や人々は公然と病気の治療をして敢て恥ずかしいとか、隠すとかいう様なことは少しもない様…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)04

同類事業の合同 現代的商業手段たる同類事業の合同も亦猶太財閥の創案した所である、例えば猶太人が最初一発電所を手に入れると、次に彼らは電力を使用する電車をも同じく手に入れるのである。この目的の一つは全部に亘る利益即ち発電から電車の運行に至る迄…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)03

世界商業の中心の移動と猶太人 今茲に猶太人の放逐及び猶太人のヨーロッパ漂浪と関連して居る特異の減少を述べる必要がある。それは猶太人が移動するに伴って商業の中心も亦常に移動するという現象である。猶太人がスペインで圧迫を受けず自由な生活をして居…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)02

世界教化か支配か 猶太人の古代歴史を見ると、「イスラエル」人は全世界の民族を臣属と為し、自ら之に君臨する民族たらんと努力して居た傾向が認められる。一寸見ると「イスラエル」全部の預言は悉く「イスラエル人が世界を教化する」ということを目的として…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)01

1. 猶太人の性格と其の営利生活 猶太人の特性 今國際的大勢力を有する猶太民族の活動を論究するに當って、先ず猶太人の性格を承知して置く必要がある。新國際百科字典には猶太人の精神的及び道義的著名なる特性として次の諸点が列挙されて居る。 骨の折れる…

世界の猶太人網(ヘンリーフォード著・包荒子解説)00

表紙訂装 第二回シオン會議の光景(猶太百科辞典より) 全世界に散在せる猶太民族の代表者を網羅せる本會議は西暦紀元1898年8月28日より同月31日に亘りスイスのバーゼル市に開催せられたるものにして、その第一回會議は此の前年即ち紀元1897年8月同市に於て…